XML グラファー例のインストールと実行

このサンプルは、 リリース・ノート「Web アプリケーションを実行するための必須要件」に一覧表示されているブラウザーおよびブラウザー・バージョンと互換性があります。この例には、Servlet API 2.1 以降をサポートするサーバーに例をインストールできるようにする WAR ファイル (Web アーカイブ) が含まれています。
このサンプルには、Web サーバーと、JavaScript (JavaScript クライアント用) をサポートする Web ブラウザーが必要です。

Tomcat での実行

便宜上、WAR ファイルは、Rogue Wave® JViews インストールに同梱されている Apache Tomcat™ Web サーバーに既にインストールされています。 Tomcat は、サーブレットと JSP™ 仕様の公認参照実装サーバーです。既に最新の Web サーバーまたはアプリケーション・サーバーを使用している場合は、おそらく必要なものがすべて揃っています。 サーブレットをサポートするサーバーの最新リストを調べてください (http://java.sun.com/products/servlet/industry.html)。
Rogue Wave JViews インストールとともに同梱されている Tomcat Web サーバー上でこの例を実行するには、以下の手順に従います。
  1. JAVA_HOME 環境変数を Java™ プラットフォーム標準版 (Java SE) のインストールをポイントするように設定します。
  2. TOMCAT bin ディレクトリーに移動します。
    <installdir>/jviews-framework89/tools/tomcat-jsf
    
  3. システムによって、start_tomcat.bat または start_tomcat.sh のスクリプトを実行し、Apache Tomcat™ サーバーを開始します。
  4. 例を表示するには、Web ブラウザーを起動し、次のページを開きます。
    メモ
    マシン名ではなく、localhost を使用する必要があります。こうしないと、サンプル・アプレットはサーブレットに接続できません。
この Web ページから、異なる 2 つのクライアント、JavaScript クライアントとシン Java クライアントにアクセスできます。
Rogue Wave JViews サーブレットは、X サーバーなしの Java SE 1.5 以降に組み込まれたヘッドレス・サポートで実行できます。この機能の詳細は、『Java SE リリース・ノート』を参照してください。

WebSphere Application Server (WAS) での実行

サンプルをデプロイするには、スクリプトを使用するか、または Admin Console を使用します。
スクリプトを使用して WebSphere Application Server で例を実行するには、次のようにします。
  • コマンド行命令 ant —f build_was.xml ws.installapp を実行します。
Admin Console を使用して WebSphere Application Server で例を実行するには、次のようにします。
  1. WAS サーバーを起動し、Admin Console https://localhost:9043/ibm/console にログインします。
    WAS サーバーはさまざまなポート番号で起動できるので、値が変わっていないという保証はありません。 サンプルと一緒に提供されるスクリプトを使用して、Admin Console が使用したポート番号とデプロイされた Web アプリケーションが使用したポート番号のリストを取得することができます。 コマンド行命令 ant —f build_was.xml ws.list.ports を実行して、ポート番号のリストを取得します。
  2. 左側の「アプリケーション」メニューを展開し、「新規アプリケーション」>「新規エンタープライズ・アプリケーション」をクリックします。
  3. ローカル・マシン上の WAR ファイルへのパス (例えば、<installdir>/jviews-framework89/samples/xmlgrapher/framework-xmlgrapher.war) を入力します。
  4. デフォルトの「ファスト・パス」を受け入れ、「次へ」をクリックします。
  5. コンテキスト・ルート・マッピング (ステップ 4) に達するまで、デフォルト値を引き続き受け入れます。
  6. /framework-xmlgrapher」と入力します。
    そうすると、framework-xmlgrapher をデフォルト・アプリケーションとして設定せずに、複数のアプリケーションを Application Server にインストールすることができます。
  7. 「次へ」をクリックし、「終了」をクリックします。
    プロンプトが出されたら、行った変更をサーバー構成に保存します。
  8. 左側のメニューで、「アプリケーション」>「WebSphere エンタープライズ・アプリケーション」をクリックします。
  9. framework-xmlgrapher アプリケーションを選択し、「共有ライブラリー参照」 (リストの最後のころにある) をクリックします。
  10. モジュール「XML グラファー・サンプル」の横にあるボックスにチェック・マークを付け、「共有ライブラリーの参照」をクリックします。
  11. 使用可能な共有ライブラリーのリストにある JVIEWS をクリックし、右矢印をクリックします。
    選択された共有ライブラリーのボックスに JVIEWS が表示されます (左側にある使用可能な共有ライブラリーのボックスにはもはや表示されていません)。
    JVIEWS がリストにない場合は、提供されたスクリプトを使用するか、または手動で、その共有ライブラリーを構成する必要があります。
  12. この変更を確認し、トップ・メニューにある「エンタープライズ・アプリケーション」をクリックすると、Web アプリケーションのリストに戻ります。
  13. エントリー framework-xmlgrapher の横にあるボックスにチェック・マークを付け、「開始」を選択してサーバーを起動します。
  14. サンプルを実行するには、Web ブラウザーを開き、URL http://localhost:9080/framework-xmlgrapher/ を表示します。
    必要に応じて、サーバー構成を反映するようにポートを変更します。