Graphic Framework レベルでのコンパイルされた記号の使用

記号コンパイラーでは、Symbol Editor で設計されたパレット記号を、SDM モデル、SDM エンジン、IlvDiagrammer、およびダッシュボード・ダイアグラムなしで、単純な IlvManager または IlvGrapher で使用することができます。ユーザーは、コンパイルされた記号のクラスのインスタンスを作成し、それらを Graphic Framework API へのフルアクセスを設定して IlvGraphicBag (IlvManager または IlvGrapher など) に追加することができます。
また、生成されたクラスを拡張し、追加要素または追加の振る舞いを記号に追加することもできます。
プログラムで記号パラメーター値を設定する場合、オブジェクトのバウンディング・ボックスが変わり、IlvApplyObject で設定を行うことが必要な場合があるので注意してください。詳細については、IlvGraphicBag.applyToObjectの資料を参照してください。パラメーター値の設定時に記号内のグラフィック要素のレイアウトが変更された場合、IlvCompositeGraphic.invalidate メソッドを使用してこれを無効化する必要があります。