GTOPO30 は、水平グリッド間隔 30 度 (約 1 km) のグローバル・デジタル標高モデル (DEM) です。これは、緯度 90 度南から 90 度北までの全範囲、および 180 度西から 190 度東までの全範囲をカバーしています。垂直単位は、平均海水面からの標高がメートル単位で表示されます。DEM では、海洋部は「データなし」としてマスクされ、-9999 の値を割り当てられています。
GTOPO30 データベースの完全なサンプルは、次のサイトからダウンロードできます。 http://edcdaac.usgs.gov/gtopo30/gtopo30.asp。
このセクションで説明されているコードをすべて含む マップ・ビルダー のデモ用ソース・コードについては、
<installdir>
/jviews-maps89/samples/mapbuilder/index.html をご覧ください。
IlvGTopo30Reader クラスは、高度データを提供することのできる再投影可能でスタイリング可能なピクセル・オンデマンド・イメージを作成するファイル・リーダーです。
イメージを作成するには、以下の手順に従います。
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まず、イメージ・リーダーを作成して、読み込むイメージ・ファイルを追加します。
IlvGTopo30Reader imageReader = new IlvGTopo30Reader(); imageReader.addMap(gtopoFile);
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データ・ソースを作成し、それをデータ・ソース・ツリーに挿入してマネージャー・プロパティーに統合します。
IlvMapDataSource imageDataSource = IlvRasterDataSourceFactory. buildTiledImageDataSource(manager,imageReader,true,true,null); IlvMapDataSourceModel dataSourceModel = IlvMapDataSourceProperty.GetMapDataSourceModel(manager); dataSourceModel.insert(imageDataSource);
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データの読み込みを開始します。
dataSourceModel.start();
データ・ソースを開始すると、必要なタイル・レイヤー、タイル・マネージャー、および IlvRasterIcon インスタンスを作成して、ピクセル・オンデマンド機能および地理参照イメージの連続的な表示を管理します。
このアイコンは、高度データ・ソースとして使用することのできる高度プロパティーを関連付けます。「高度プロバイダー・プロパティーの使用」を参照してください。