地図エクスポート API を利用すると、地図の一部を異なる出力形式でエクスポートする作業をより簡単に実行できます。
選択した地図機能のエクスポート用クラス
主要クラスは IlvMapExportManager. このクラスは、IlvMapExportManager.IlvMapExporter 実装として知られる指定のエクスポート・プラグインを利用して、選択されている地図機能をエクスポートする役目を果たします。
エクスポーター
IlvMapExportManager.IlvMapExporter は、任意のオブジェクトについて予想される、複数の地図機能をシーケンスで記述できるメソッドを定義するインターフェースです。
IlvMapExportManager には 2 種類のエクスポーターを設定できます。
- 地図のエクスポート時にすべてのベクトル地図機能を扱うベクトル・エクスポーター。
- ラスター・データを含む地図機能を扱うラスター・エクスポーター。
エクスポートする地域は、この地域外の地図機能がエクスポートされないように
IlvMapExportManager
上でも設定することができます。IlvMapExportManager
オブジェクトの 2 つのエクスポーターが適切に設定および構成されると、地図の IlvMapLayer インスタンスの配列は、メソッド exportMapLayers.IlvMapExportDialog クラス
IlvMapExportDialog は、使いやすいダイアログ・ボックス・クラスで、ユーザーは以下の選択ができます。
- 使用するエクスポーター (登録されているエクスポーターの一覧から選択)
- エクスポートする地図レイヤーの一覧
- エクスポートする目的の地域
ベクトルおよびラスター・エクスポーターは、メソッド registerVectorExporter および registerRasterExporter でこのダイアログ・ボックスに登録され、同様にメソッド unregisterVectorExporter および unregisterRasterExporter を呼び出して削除されます。