背景地図セットを定義して、後でアプリケーションで使用する場合は、Map Builder で作業を開始するのが最適です。必要なものが Map Builderにない場合は、SDK でサンプルのコードを拡張できます。
Map Builderの使用
Map Builderは、地図を作成、スタイリングするための既成サンプルです。このサンプル・コードをそのまま使用することも、カスタマイズすることもできます。Map Builderは、次の種類の地図をサポートしています。
- 地理参照されるラスター・イメージ用 TIFF ファイル・ベースの相互交換形式 (
.tif
) (「GeoTIFF 形式」を参照) - Environmental Systems Research Institute (ESRI) (「Shapefile 形式」を参照) (
.shp
) - MapInfo 交換形式 (
.mif
) (「MIF ファイル」を参照) - トポロジー的に統合された地理コード化/参照システム (「TIGER/Line」を参照) ファイル (
.rt*
) - Drawing Interchange Format (AutoCAD DXF 形式) ファイル (
.dxf
)
次の座標系がサポートされています。
- 地理座標
- アルベルス正積図法
- 正距方位図法
- カッシーニ図
- 正積円筒図法
- エッケルト図法第 4 式および第 6 式
- 正距円筒投影図法
- フランス・ランベルト正角図法
- 心射図法
- ランベルト正積方位図法、ランベルト正角円錐図法、およびランベルト正積円錐図法
- メルカトル図法、斜軸メルカトル図法、横メルカトル図法
- ミラー図法
- モルワイデ図法
- 正射図法
- 多円錐図法
- ロビンソン図法
- サンソン図法
- 平射図法
- ユニバーサル極心平射図法およびユニバーサル横メルカトル図法
- ワグネル第 4 式図法
これらの形式と座標系を使用した地図の作成方法については、「Map Builderを使用した地図作成」を参照してください。
SDK を使用したMap Builderの拡張
SDK を使用してMap Builderのコードを拡張し、異なる形式や座標系と統合することができます。次のサンプルは、その方法を示しています。
これで、「Map Builderを使用した地図作成」の説明にあるように地図を作成できます。