レンダラーへのアクセス

クラス IlvSDMEngine のメソッド getRenderer を呼び出すことで、レンダラーにアクセスできます。
このメソッドは、SDM エンジンにアタッチされたレンダラーのリストの最初の要素を返します。 このリストの最後以外の要素はすべて、IlvFilterSDMRenderer のサブクラスのインスタンスです。 メソッド getFilteredRenderer を呼び出すことで、リストの次の要素を取得できます。 リストの最後の要素は通常 StyleSheet レンダラーであり、 これはクラス IlvStyleSheetRenderer のインスタンスです。
特定のレンダラーをより簡単に取得するために、 クラス IlvRendererUtil は、チェーン・リストで名前によってレンダラーを検索する静的メソッド getRenderer を用意しています。
以下のコード例で、LinkLayout レンダラーを取得する方法を示します。
Java コードでのレンダラーの取得 (記号名)
IlvSDMEngine engine = ...;
IlvLinkLayoutRenderer r = (IlvLinkLayoutRenderer)
    IlvRendererUtil.getRenderer(engine, "LinkLayout");
getRenderer メソッドに渡す名前は、 Java コードでのレンダラーの取得 (記号名)で示されているようなレンダラーの記号名 (スタイル・シートで使用される名前) か、 以下のコード例で示すようなレンダラーの完全クラス名にすることができます。
Java コードでのレンダラーの取得 (クラス名)
IlvSDMEngine engine = ...;
IlvLinkLayoutRenderer r = (IlvLinkLayoutRenderer)
    IlvRendererUtil.getRenderer(engine,
                                IlvLinkLayoutRenderer.class.getName());