レイヤーとレイヤーのグラフィック・オブジェクト

マネージャーにオブジェクトを追加すると、オブジェクトを挿入するレイヤーのインデックスを指定できます。
次のメソッドは、指定したグラフィック・オブジェクトを指定したレイヤーに追加します。
void addObject(IlvGraphic obj, int layer, boolean redraw)   
特定のグラフィック・オブジェクトを含むレイヤーのインデックスを取得するには、次のメソッドを使用します。
int getLayer(IlvGraphic obj)    
レイヤーを変更するには、次のメソッドを使用します。
void setLayer(IlvGraphic obj, int newLayer, boolean redraw)   
レイヤー内のオブジェクトに指定できる 2 つの基本的なプロパティーは、可視性とスケーラビリティーです。

可視性

次のメソッドで、特定のレイヤー内のオブジェクトを表示するかどうかを指定できます。
void setVisible(int layer, boolean value, boolean redraw)   
boolean isVisible(int layer)    
特定のビューにレイヤーを表示するかどうかも指定できます。次のメソッドを参照してください。
void setVisible(IlvManagerView view, int layer, boolean set, boolean redraw)    
boolean isVisible(IlvManagerView view, int layer)   
最後に、ビュー内の表示レイヤーを特定の条件 (通常は倍率) によって、一時的に非表示にできます。これは、IlvManager がレイヤーを再描画する必要があるたびに呼び出される IlvLayerVisibilityFilter を使用して実行できます。このインターフェースを実装し、isVisible メソッドでレイヤーを表示するか非表示にするかを返す必要があります。アクティブにするには、 addVisibilityFilter メソッドを使用して、このフィルターを対応する IlvManagerLayer に登録する必要があります。

選択性

次のメソッドを使用してレイヤー内のオブジェクトの選択の可否を指定できます。選択できないオブジェクトは変更できません。
boolean isSelectable(int layer)   
void setSelectable(int layer, boolean v)   
レイヤーを処理するその他のメソッドについては、リファレンス・マニュアルの「クラス IlvManager」を参照してください。