カスタム関数は、式内部で使用されるように登録できます。
カスタム関数を登録するには、以下の手順に従います。
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「編集」>「関数」とクリックします。「カスタム関数」ダイアログが開き、現在登録されているカスタム関数のリストが表示されます。
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関数を追加するには、「追加」をクリックして、完全修飾 Java ™ クラス名をテキスト・フィールドに入力します。新規関数がリストに追加されます。関数が有効である場合、その名前と説明が詳細領域に表示されます。カスタム関数は、次の 2 つの基準が満たされない限り、有効とはなりません。
ilog.views.sdm.renderer.IlvSDMCSSFunction
を実装する Java クラスとする必要があること。- Designer の CLASSPATH に既に存在すること。
関数名が JVM™ に読み込まれない場合、赤色の警告が名前と簡単な説明部分に表示されます。 -
関数を削除するには、リスト内でそれを選択してから、「削除」をクリックします。
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変更を確定するには、「適用」 をクリックします。有効な関数のみが登録され、「式のアシスト」に表示されます。その他の関数は削除されます。
例:
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「ファイル」>「新規作成」とクリックして、新規ダイアグラムを作成します。
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「編集」>「関数」とクリックします。
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「追加」をクリックします。
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“「新規関数の追加」”ダイアログ・ボックスで、
ilog.views.sdm.renderer.IlvSDMCSSFunction$Test
を入力します。 -
「OK」 をクリックします。新しい関数が一覧に表示されます。この関数はテスト専用です。これは最初の引数を返します。
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「適用」をクリックします。
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「Diagram」ウィンドウで、青色のボックスを 1 つクリックします。
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「スタイリング・カスタマイザー」で、
name
プロパティー・フィールドの右側をクリックし、「+
」と入力します。「式のアシスト」に、式オプションの一覧が表示されます。 -
testFunction
を選択します。関数が式に追加されます。 -
大括弧の中に、「
:up
」と入力します。 -
Enter キーを押して式を検証します。
これですべてのノードのラベルに
Node 1:up
のような、:up
が追加されました。