データベースへの接続

「JDBC データ・ソースからのデータのインポート」ページを使用すると、ノードおよびリンクのデータベース接続構成を定義して、データを読み込むことができます。
このセクションでは、Arizona の例を使用します。
データベース接続構成を作成するには、以下の手順に従います。
  1. 「新規構成」をクリックして、新規データベース接続構成に名前を付けます。
  2. ここでは、「Arizona」という名前を付けます。
  3. データベースに接続するための URL を指定します。
    Universal Resource Locator (URL) で、リモート・データベースへの接続やローカル・ファイルへのパスを示すことができます。使用するドライバー、ファイルまたはデータベースへのパスを指定します。
    デフォルト・ドライバーは Microsoft® Excel® で、アリゾナ州のデータに適したドライバーです。パスは、Designer 実行ファイルがある場所への相対パスです。
    1. 省略符号ボタンをクリックします。
    2. ArizonaData.xls データ・ファイルを探して選択します。
      Designer によって置換されるのは、URL 内のファイル名だけです。
  4. セキュリティー項目が必須である場合は、ユーザー名およびパスワードを指定します。
    (Arizona データのように) データがローカル・ファイル内にある場合、ユーザー名とパスワードを入力する必要はありません。データがデータベース内にある場合は、データベース管理者が情報を提供します。
  5. ノードの SQL 照会ストリング (「ノード」タブ)、およびリンクの SQL 照会ストリング (「リンク」タブ) を指定します。
    データベースが Microsoft® Excel® ファイルの場合は、表の名前の代わりにシート名を指定します。Excel® でのデフォルト・シート名は、Sheet1、Sheet2 などです。
    次に示すデフォルトの照会では、Nodes という Excel® シートからすべての列を選択します。
    select * from [Nodes$]
    ArizonaData.xls で提供される例は、次のような照会に適します。
    ノード・データの場合:
    select T1.*, T2.Availability, T2.Throughput from [Sheet1$] as T1, [Sheet2$] as
    T2 where T1.City = T2.City
    リンク・データの場合:
    select * from [Sheet3$]
  6. 「照会の実行」をクリックして、SQL 照会を実行します。
  7. 「構成を保存」をクリックして、データベース接続構成を将来使用できるように保存します。
    データベース接続構成は、プロジェクト・ファイルに格納されます。
    Rogue Wave® 定義済み接続は保存できませんので、ご注意ください。定義済みの接続については、「構成を保存」ボタンが無効になっています。
    SQL 照会を実行すると、「プレビュー」ぺインにそのデータが表形式で表示されます。ノード・データについては、次の図を参照してください。
    diada_databasenodes31.png
    Arizona のノード・データの取得
  8. 取得されたデータが要件に合っているかどうかチェックします。
    リンク・データについては、次の図を参照してください。
    diada_databaselinks32.png
    Arizona のリンク・データの取得
  9. 「次へ」をクリックして続行します。