オブジェクトのグループ化によるサブグラフの作成

サブグラフは、単一ダイアグラムの階層が異なるレベルを表したり、個別表示するときに役立ちます。例えば、1 つのネットワーク・ダイアグラムに、地域、ノード、設備のレベルを含めることができます。
サブグラフを作成するには、以下の手順に従います。
  1. 前のセクションでレイアウトしたネットワークの例がまだ開いていない場合は、「ファイル」>「開く」とクリックし、プロジェクト・ファイル network2.idpr を選択して開きます。
    この例では、ノード・レベルしかありません。サブグラフの用途を示すため、地域レベルを作成します。
  2. スタイル編集モードで「編集」>「オプション」とクリックし、「サブグラフ」をチェックして、サブグラフを有効にします。
  3. 垂直ツールバーの中央にあるアイコンをクリックして、ダイアグラム編集モードに切り替えます。
  4. Frankfurt が垂直方向で Paris の上へ来るように、ノードを移動します。
  5. これら 2 つのノードの周囲にマウスをドラッグして、ツールバーにある、選択部分のグループ化アイコン diada_iconGroup24.png をクリックします。
    これによって、ノード・グループを含むサブグラフが作成されます。作成すると、そのサブグラフが選択され展開されます。次の図を参照してください。
    diada_grouping25.png
    ノードを含む展開されたグループ
  6. Singapore を選択します。
  7. Shift キーを押して Tokyo をクリックし、これを選択に追加します。
    今回は、ドラッグして選択しないでください。ドラッグすると、これら 2 つのノードの間にあるリンクも選択に含まれてしまいます。
  8. ツールバーの選択部分のグループ化アイコンをクリックすると、2 番目のサブグラフが作成されます。