各地図レイヤーにはプロパティーのセットが関連付けられています。プロパティーによって選択したレイヤーの特性が定義されます。地図スタイル・プロパティー・シートを使用すると、選択した地図データの種類のカスタマイズ (ベクトル、ラスター、または標高)、地図輪郭の表示・非表示の定義、陸地および海上領域を塗りつぶす色の定義、透明度レベルの定義などが可能です。地図スタイル・プロパティー・シートからは複数のエディターにアクセスでき、これらの操作を実行することができます。
例えば、
Labeling プロパティーの場合、ラベル・タイプの選択肢は現在のデータ・ソースに応じて表示されます。例えば、ラベルを国名として、または街路名などとしてより詳細レベルで表示することができます。プロパティー値はいつでも変更できます。各地図レイヤーに定義したプロパティーはレイヤー・スタイルで構成され、各レイヤー・スタイルは地図テーマ全体に適用されます。デフォルトでは、一部のプロパティーは地図スタイル・プロパティー・シートに表示されません。すべてのプロパティーを表示するには、「オプション」>「詳細プロパティーの表示」 を選択する必要があります。
次の図は、地図スタイル・プロパティー・シートの例を示します。
地図スタイル・プロパティー・シートの例