汎用印刷フレームワークについて詳しくは、汎用的な印刷フレームワークを参照してください。
Framework の印刷クラスは ilog.views.print パッケージに入っています。
このパッケージのアーキテクチャーは、次に示す 4 つの主要コンポーネントに基づいています。
- 構成ドキュメント: 印刷構成を含むドキュメント。
- マネージャー: 印刷する IlvManager。
- 印刷 UI: 印刷プロパティー (ページ書式、方向、ヘッダーとフッター、ページ数など) を構成するときに使用できる、特化されたダイアログ・ボックスおよびインタラクター。
- 印刷コントローラー: 印刷するドキュメントを管理する上位レベルのクラス。 印刷コントローラーを使用して、「印刷」ダイアログ・ボックスや「ページ・セットアップ」ダイアログ・ボックスを呼び出したり、ドキュメントをプレビューしたり、選択したプリンターにドキュメントを送信したりすることができます。
ドキュメント内の
IlvManager
オブジェクトの内容を印刷する方法には次の 3 つがあります。
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マネージャー (またはマネージャーの一部領域) を複数ページに印刷することができます。 事前定義ドキュメント・クラス IlvManagerPrintableDocument を使用して、印刷したいマネージャー・オブジェクトと、いくつかの印刷パラメーター (ページ数や印刷対象領域など) を指定するだけです。
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マネージャー (またはマネージャーの一部領域) をテキストのフローとして印刷することができます。
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マネージャー (またはマネージャーの一部領域) をカスタム・ドキュメント構造で印刷することができます。 このモードでは、自分のドキュメントを作成し、マネージャーを表す印刷可能オブジェクトをページに挿入します。