ベース・テキスト方向: 実行時のインタラクティブな変更

JViews リッチ・クライアントには、さまざまなタイプの編集に対応した複数のコントロールがあります。 このトピックで述べる編集は、アプリケーションのユーザーにより実行されるもので、その開発者によって実行されるものではありません。
ユーザーは、インプレース編集機能により、あるいは、Swing コントロールまたは AWT のコントロールにより編集を行うことができます。 以下の図は、インプレース編集を説明したもので、カーソルの場所を示しています。
右側から 2 番目の文字の後ろにカーソルが置かれたヘブライ語の単語で、実行時のインプレース編集を示します。
インプレース編集
以下の図は、Swing コントロールまたは AWT コントロールによる静的モードでの編集を示しています。
4 行目の最初の部分にヘブライ語の方向付き文字列を 1 つ含む、大部分が英語のテキストで、Swing コントロールまたは AWT コントロールにより、静的モードで編集可能なテキストを示します。
静的モードで編集可能なテキスト
以下の図は、Swing コントロールまたは AWT コントロールによる編集モードでの編集を示しています。
3 行目の最初の部分にヘブライ語の方向付き文字列を 1 つ含む、大部分が英語のテキストで、Swing コントロールまたは AWT コントロールにより編集モードで編集可能なテキストを示します。
編集モードで編集可能なテキスト
インプレース編集あるいは Swing または AWT 入力フィールドに基づく編集のいずれでも、編集モードをサポートするコントロールについては、 ユーザーは、以下のオプションで、この特定のコントロール・インスタンスのベース・テキスト方向を変更することができます。
  • Ctrl + Shift + 下矢印キーにより、ベース・テキスト方向を「コンテキスト」に設定します。
  • Ctrl + Shift + 左矢印キーにより、ベース・テキスト方向を LTR に設定します。
  • Ctrl + Shift + 右矢印キーにより、ベース・テキスト方向を RTL に設定します。
  • Ctrl + Shift + 上矢印キーにより、ベース・テキスト方向は GUI 方向に従うように設定します。
このレベルのユーザー制御は、構成時に設定された、あるいは API により設定されたベース・テキスト方向をオーバーライドします。 これは、他のすべての設定より優先されます。 新しい値は、即時に適用されて、表示にも反映されます。