IlvLinkShapePolicy のコールバック・メソッド

定義済みリンク形状ポリシーに加えて、JViews Framework では、独自のリンク形状ポリシーを定義できます。
一般的に、リンクの形状を変更する可能性のある IlvPolicyAwareLinkImage のメソッドが呼び出されると、以下の手順がポリシー認識リンク・イメージによって使用されます。
  1. リンク形状ポリシー内部のリンクでメソッドを呼び出したときに、無限反復を避けるために、リンク形状ポリシーが一時的に無効になります。
  2. 変更が可能かどうか、リンク形状ポリシーが調べられます。例えば、メソッド link.insertPoint が呼び出されると、点の挿入が可能かどうかメソッド policy.allowInsertPoint によってポリシーが調べられます。
  3. 変更が可能な場合、実行されます (例えば、点が挿入されます)。
  4. リンク形状ポリシーの「変更後」コールバック・メソッドが呼び出されます。例えば、link.insertPoint 内ではメソッド policy.afterInsertPoint が呼び出されます。 これによって、ポリシーが変更に反応することができます。
  5. リンク形状ポリシーが再度有効になります。
  6. 終わりに、メソッド afterAny が呼び出されます。この時点ではリンク形状ポリシーが有効になっているので、このメソッドはそれ以上リンクを形状変更することはありません。ただし、クリーンアップ操作は実行できます。
IlvPolicyAwareLinkImage によって使用される IlvLinkShapePolicy のコールバック・メソッド
IlvPolicyAwareLinkImage のメソッド
IlvLinkShapePolicy の Test メソッド
IlvLinkShapePolicy の After メソッド
コメント
setLinkShapePolicy
 
onInstall
新規ポリシーに適用されます
setLinkShapePolicy
 
onUninstall
古いポリシーに適用されます
insertPoint
allowInsertPoint
afterInsertPoint
 
removePoint
allowRemovePoint
afterRemovePoint
 
movePoint
allowMovePoint
afterMovePoint
 
setIntermediateLinkPoints
allowSetIntermediateLinkPoints
afterSetIntermediateLinkPoints
 
applyTransform
allowApplyTransform
afterApplyTransform
 
   
afterAdd
リンクがグラファーに追加された後で適用されます
   
beforeRemove
リンクがグラファーから削除される前に適用されます
   
afterFromNodeMoved
リンクのソース・ノードが移動されたときに適用されます
   
afterToNodeMoved
リンクの宛先ノードが移動されたときに適用されます
   
afterAny
上記のメソッドのいずれかの後に適用されます