定数モードのフレームの使用

IlvDefaultManagerFrame の代わりに、IlvConstantModeManagerFrame (ユーザーがサブマネージャーの形状変更を行う場合に、イベントのサイズ変更を自動的に処理する Rogue Wave JViews で提供されたマネージャー・フレーム) を使用することができます。IlvConstantModeManagerFrame は、フレームの余白を必要なサイズに合わせるように調整することにより、サブマネージャーのズーム・レベルを変更しないようにします。
IlvConstantModeManagerFrame フレーム・セットを持つサブマネージャーは、次のような振る舞いになっています。
  • 余白が負になることはありません。
  • 余白の最小サイズを設定できます。
  • 余白のサイズのデフォルト値は 0 です。
  • サブマネージャーは、移動のみが可能です。
  • フレームは IlvManager.moveResize() メソッドには反応しますが、 IlvManager.applyTransform() には反応しません。IlvManager.applyTransform() を呼び出して、特定の変換だけを適用します。
  • ハンドルをドラッグしてサブマネージャーの形状を変更しながら、まずハンドルの横の余白を調整します。この余白がゼロになると、フレームのもう一方の余白も調整されます。
  • IlvConstantModeManagerFrame オブジェクトの左余白と右余白の両方がゼロになると、サブマネージャーは形状変更を停止します。
  • IlvConstantModeManagerFrame オブジェクトはサブマネージャーまたはグラファー内容の変更通知を受け取ります。サブマネージャーのバウンディング・ボックスが大きくなると、グローバル・バウンディング・ボックスの定数を維持するために、フレームはまず余白を減らそうとします。
マネージャー・フレームの使用例については、 <installdir> /jviews-framework89/codefragments/subgraphs/index.html を参照してください。