Web アプリケーション・サーバー・サポート

Apache Tomcat™ 7.0.62 は、Rogue Wave® JViews に同梱されている参照 Web アプリケーション・サーバーです。
以下のセクションでは、JViews Web アプリケーションをこれらのサーバーの 1 つにデプロイするときに必要な役に立つ情報を提供します。

JBoss Application Server 5.1.0.GA

  • JBoss® AS 5.1.0.GA は JSF 実装を含みます。 競合を回避するために、JViews Web アプリケーションをデプロイするとき JSF jar を .war ファイルに組み込まないでください。つまり、組み込み JSF を無効にするために、次のコードを web.xml に追加してください。
    <context-param>
    <param-name>org.jboss.jbossfaces.WAR_BUNDLES_JSF_IMPL</param-name>
    <param-value>true</param-value>
    </context-param> 
    <JBoss_HOME>/lib/endorsed フォルダーにある xercesImpl.jar をデモ .war ファイルにある xercesImpl-2.9.1.jar で置き換えます。
  • JBoss AS 5.1.0.GA は、web.xml にあるマルチパターン <servlet-mapping> 要素をサポートしません。 別々のパターンを持つ複数の <servlet-mapping> 要素を使用してください。

IBM WebSphere Application Server Network Deployment 7.0

  • WebSphere® Application Server Network Deployment (WAS ND) 7.0 は JSF 実装を含みます。 これを使用することを選択することもできれば、Web アプリケーション要件を基礎に使用しないことを選択することもできます。
  • JViews Web アプリケーションは、統合された JSF 実装と一緒に実行することができます。 その場合は、JViews Web アプリケーション .war ファイルをビルドするとき、JSF 実装を除外する必要があります。 例えば、jsf-api-1.2_07-b03-FCS.jar および jsf-impl-1.2_07-b03-FCS.jar.war ファイルに含めないようにしてください。
  • WebSphere Application Server (WAS) AdminConsole は、該当するリスナー・クラスをコンテナーに登録するために、Sun™ JSF 1.2 または MyFaces 1.2 のいずれかを選択する構成ステップを提供します。 このように、アプリケーションに関連した web.xml ファイル内でリスナー・クラスを定義する必要はありません。詳しくは、「IBM InfoCenter」を参照してください。
  • 統合された JSF 実装は、ご使用の Web アプリケーション .war ファイルに入っている Sun JSF 実装で置き換えることができます。
  • ご使用の web.xml のスキーマを 2.5 に変更する必要があります。
  • WebSphere への ICEfaces アプリケーションのデプロイメントには既知の問題がいくつか該当します。 http://jira.icefaces.org/browse/ICE-2330 および http://jira.icefaces.org/browse/ICE-3684 を参照してください。

Oracle WebLogic Server 10.3

  • ご使用の web.xml のスキーマを 2.5 に変更する必要があります。
  • deferredSyntaxAllowedAsLiteralfalse であるため据え置き EL 式は許可されません」という例外の場合は、JSP ページで <%@ page deferredSyntaxAllowedAsLiteral="true" %> を追加する必要があります。
  • 無効な PPR応答を持つ Trinidad デモの場合は、無効な XML 応答によって問題が引き起こされます。詳しくは、JIRA 問題 https://issues.apache.org/jira/browse/TRINIDAD-1170 を参照してください。

Web Application Server Community Edition 2.1.1.3

Web Application Server Community Edition (WAS CE) は MyFaces JSF 実装に同梱されています。 ご使用の JViews Web アプリケーションの要件に基づいて WAS CE の MyFaces JSF モジュールを有効または無効にすることを選択することができます。
JViews Web アプリケーションは、統合された MyFaces 実装と一緒に実行することができます。 その場合は、統合された MyFaces モジュールを無効にする必要はありません。 ただし、JViews Web アプリケーション .war ファイルをビルドするときは、JSF 実装を除外する必要があります。 例えば、jsf-api-1.2_07-b03-FCS.jar および jsf-impl-1.2_07-b03-FCS.jar.war ファイルに含めないようにしてください。
統合された MyFaces 実装は、無効にして、ご使用の Web アプリケーション .war ファイルに入っている Sun JSF 実装で置き換えることができます。 WAS CE は特定の Sun JSF 実装に問題がある可能性があります。
WAS CE の MyFaces JSF モジュールを無効にするには、次のようにします。
  1. WAS CE 管理コンソールにログオンします。
  2. システム・モジュール」に移動します。
  3. オプション「エキスパート・ユーザー」にチェック・マークを付けます。
  4. 以下のモジュールを停止します。
    • org.apache.geronimo.configs/myfaces/2.1.4/car
    • org.apache.geronimo.configs/myfaces-deployer/2.1.4/car
.war ファイルを WAS CE サーバーにデプロイするには、次のようにします。
  1. (オプション) 次の内容を持つ WEB-INF/geronimo-web.xml デプロイメント計画ファイルを作成します。
    <?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="no"?>
    <web:web-app xmlns:app="http://geronimo.apache.org/xml/ns/j2ee/application-2.0" xmlns:client="http://geronimo.apache.org/xml/ns/j2ee/application-client-2.0" xmlns:conn="http://geronimo.apache.org/xml/ns/j2ee/connector-1.2" xmlns:dep="http://geronimo.apache.org/xml/ns/deployment-1.2" xmlns:ejb="http://openejb.apache.org/xml/ns/openejb-jar-2.2" xmlns:name="http://geronimo.apache.org/xml/ns/naming-1.2" xmlns:pers="http://java.sun.com/xml/ns/persistence" xmlns:pkgen="http://openejb.apache.org/xml/ns/pkgen-2.1" xmlns:sec="http://geronimo.apache.org/xml/ns/security-2.0" xmlns:web="http://geronimo.apache.org/xml/ns/j2ee/web-2.0.1">
        <dep:environment>
            <dep:moduleId>
                <dep:groupId>default</dep:groupId>
                <dep:artifactId>jsf-framework-code-fragments</dep:artifactId>
                <dep:version>1.0</dep:version>
                <dep:type>car</dep:type>
            </dep:moduleId>
        </dep:environment>
        <web:context-root>/jsf-framework-code-fragments</web:context-root>
    </web:web-app>
  2. demo フォルダー内の build.bat を使用して .war ファイルをビルドします。
  3. .war ファイルを %WASCEDIRECTORY%\deploy フォルダーにコピーします。
  4. サーバーを起動し、WAS CE がアプリケーションをデプロイするのを待ちます。