Rogue Wave Script モジュールのロード
スクリプト可能な Rogue Wave® Views アプリケーションに読み込めるスクリプトは、以下の 3 種類です。
Rogue Wave Script スタティック関数で説明されているように、これらのスクリプトで定義されるスタティック関数の機能は限られています。
インライン・スクリプト
グラフィック・パネルの作成中に
ivfstudio から作成するスクリプトは、インライン・スクリプトと呼ばれます。これらのスクリプトは、
ivfstudio によって
.ilv ファイルに保存されています。インライン・スクリプトは、スクリプトが格納される
.ilv ファイルと同時に、ファイルが Rogue Wave Views のスクリプト可能アプリケーションに読み込まれるときにロードされます。
Rogue Wave Views アプリケーションをスクリプト可能にするを参照してください。
Rogue Wave Script のデフォルト・ファイル
インライン・スクリプトを含まない panel.ilv のような .ilv ファイルを Rogue Wave Views のスクリプト可能なアプリケーションに読み込む際に、Rogue Wave Views はそのファイルがあるディレクトリーを検索し、同じ名前で .js 拡張子を持つ Rogue Wave Script ファイルがあるかどうかを確認し、自動的にロードします。panel.js ファイルは panel.ilv の Rogue Wave Script のデフォルト・ファイルと呼ばれます。
Rogue Wave Script の独立ファイル
IlvScriptContext::loadScript メソッドを使用して、Rogue Wave Views のスクリプト可能なアプリケーションに Rogue Wave Script の独立モジュールを読み込めます。
IlvScriptContext::loadScript("c:\\myscripts\\myscript.js");
このメソッドを使用して、いくつかのアプリケーションで共有できる Rogue Wave Script ファイルを読み込めます。
Rogue Wave Script スタティック関数
インライン・スクリプトおよびデフォルト・スクリプトは、.ilv ファイルに関連付けられています。これらのスクリプトで定義されたスタティック関数の名前は、範囲が限られています。
Rogue Wave Script のスタティック関数の名前の範囲は、それが定義されるモジュールに限られます。これは他の Rogue Wave Script モジュールからは見えなくなっています。
これは関連付けられた
.ilv ファイルにあるガジェットおよび関連する
.ilv ファイルで定義されたガジェット・コンテナーのサブパネルにあるガジェットがあれば、そのコールバックとして使用されるだけです。
以下はスタティック関数の例です。
static function OnClick(graphic)
{
graphic.foreground = "red";
}
Version 6.0
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