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新規グラフィック・オブジェクト・クラスの作成
以下は、グラフィック・オブジェクトをサブタイプ化し、新規グラフィック・オブジェクト・クラスを作成する方法の例です。
例:ShadowEllipse
この例では、新規グラフィック・オブジェクト ShadowEllipse を作成します。これは IlvSimpleGraphic から継承するものです。
ShadowEllipse オブジェクトは、通常の IlvEllipse オブジェクトで、下に影が付いています。
この例では、このようなオブジェクトを、IlvSimpleGraphic クラスのサブタイプを実装してゼロから設計する方法を説明します。これはもっともよく用いられる手順です。ここでは、幾何学プロパティーと描画を処理するメンバー関数の実装方法、このオブジェクトのパレットの操作方法、さらにオブジェクトを永続的にする方法を説明します。
例の作成手順
例は、次の手順で作成します。
*グラフィック・オブジェクトをサブタイプ化する基本手順
*IlvGraphic メンバー関数の再定義
*ヘッダー・ファイルの作成
*オブジェクト関数の実装
*パレットの更新
*オブジェクト記述の保存と読み込み

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