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Rogue Wave Views Application Framework
Rogue Wave® Views Application Framework は、ドキュメント/ビュー・アーキテクチャーを使用して完全なアプリケーションを非常に効率的に作成できる新しいライブラリーです。このアーキテクチャーを使用すると、複数のビューで同一のドキュメントにアクセスできます。ビュー内で変更があった場合は、必要に応じて他のすべてのビューも更新されます。また、このアーキテクチャーでは、ビューとドキュメント間でのメッセージ送信の複雑さを排除できます。
図 10    標準アプリケーション
ドキュメント/ビュー・アーキテクチャーに加えて、Application Framework で簡易化されるのが、ユーザー・インターフェースの開発です。これは Application Framework が MDI やドッキング可能ウィンドウの実装に必要なすべての厄介なコーディング作業を処理するためです。また、Microsoft® Windows® でのファイルのドラッグ・アンド・ドロップや最近使用したファイルの管理機能も提供しています。さらに、Application Framework を使用すると、メニューやツールバーなどのアプリケーション・ユーザー・インターフェースの構成に加え、その内容や配置も変更できます。この構成はユーザー・ベースで保存され、アプリケーションの再起動時に復元されます。
本モジュールは、Application Framework Editor (Figure 11 参照) というツールを提供しています。このツールを使用すると、アプリケーションをグラフィカルに編集できます。メニュー、ツールバー、アクション、動的メニューなどはすべて、このツールを使って指定します。
図 11    Application Framework Editor
Application Framework の主な機能
*Model-View-Controller (MVC) アーキテクチャーのドキュメント/ビュー実行機能を提供します。このアーキテクチャーは、MFC プログラマーや最新の設計パターンと Java に精通しているプログラマーが容易にアクセスできる環境を提供しています。
*複数ドキュメントの同時編集をサポートします。
*ドッキング可能メカニズムをカプセル化し、すべてのドッキング可能バーの位置を格納 (および復元) します。
*実行時にメニューやツールバーの内容を再編成できます。すべての変更内容が保存復元されます。
*最近使用したファイル・リストを保持します。
*独自のアプリケーション・オプションを追加できる拡張オプション言語があります。
*実行時の変更内容は、同じフォーマットでユーザーのホーム・ファイルに保存されます。
*Application Framework コマンドについて、元に戻す、繰り返しの自動機能を提供します。
*ツールバーやメニューからのアクションは直接アクティブなビューやドキュメントに送られます。コールバックは必要ありません。
*インターフェース・メカニズムが実装されています。このメカニズムは、ユーザー名と C++ メソッド間の対応関係を確立するものです。このマップを使用して、イントロスペクション、スクリプト、COM 用にユーザー定義の C++ メソッドを自動的にエクスポートできます。
前提となるパッケージ: Foundation, Studio, Gadgets.

Version 6.0
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