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IlvLineStyle:線の種類のクラス
ユーザーの IlvDisplay オブジェクトから IlvLineStyle リソース・オブジェクトを要求し、点線を描画する方法を指定することで、独自の線の種類を作成できます。
線の種類はメンバー関数 IlvLineStyle::getDashes が返す符号なし文字の配列です。配列の長さは、IlvLineStyle::getCount メンバー関数が返します。この配列は、削除したり変更したりしないでください。
Rogue Wave® Views では、「pen down (ペン・ダウン) 」から始めて getDashes 配列の最初の要素で示される前景色のピクセル数を描画します。次に 2 つ目の要素が、描画が再び開始されてから配列が完全に読み込まれるまでスキップされるピクセル数を示します。その後、ループが再開します。getOffset メンバー関数は、ループが再開する前にスキップするピクセルの数を返します。
新しい線の種類
ユーザーの IlvDisplay オブジェクトから IlvLineStyle リソース・オブジェクトを要求し、点線を描画する方法を指定することで、独自の線の種類を作成できます。
線の種類には名前を付けることができます。新しい線の種類を取得するには、IlvDisplay クラスの以下のメンバー関数を使用します。
IlvLineStyle* getLineStyle(IlUShort count,
const unsigned char* dashes,
IlUShort offset = 0);
IlvLineStyle* getLineStyle(const char* name) const;
IlvDisplay クラスは、名前を使用して取得できる定義済みの線の種類一式を提供します。
図 3.2    線の種類

Version 6.0
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