ランタイム時にCairoの機能を制御する。
リソースや環境変数を通してCairoを制御することができます。以下の表は可能な値とそれぞれの効果をまとめたものです。
Cairoのリソース
Resource (.ini file) | Environment Variable | Value |
UseCairo | ILVUSECAIRO | needed: 必要なときだけCairoが呼ばれます。例えば半透明効果やアンチエイリアシングが要求されたときです。この指定はデフォルトです。 true: 可能なときは常にCairo が使われます。 false: Cairoは使われません。 |
クラスIlvDisplayはアプリケーションが正しくCairoを使って描画するよう設定されているか示すメンバ関数を持っています。
Rogue Wave ViewsのGDI+統合はグラデーションを使った線描画をサポートしていません。CairoにGDI+と同一のレンダリングをさせるために、Rogue Wave ViewsのCairoの機能はデフォルトで線描画にグラデーションを使わないように設定されています。Rogue Wave ViewsがCairoに対してグラデーション付き線描画ができるようにさせるために、以下のリソースまたは環境変数を設定することができます。
Table C.2 グラデーション付き線描画のためのCairoのリソース
Resource (.ini file) | Environment Variable | Value |
UseGradientLines | ILVUSEGRADIENTLINES | true: グラデーション付き線描画を許す。 |
Version 6.0
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