Xlib バージョン、libxviews の使用
IlvDisplay オブジェクトを作成すると、ディスプレイ・システムとの通常の接続が確立します。 X Window 側から見ると、
IlvDisplay に提供される
IlvSystemView タイプは
Window タイプと同等です。 イベント・ループ管理は、ディスプレイ・システムへの接続に対応するファイル記述子での
select 呼び出しに基づいています。
libxviews ライブラリーと
libX11 ライブラリーにリンクします。
制限
初期の Rogue Wave Views リリースでは、ガジェットがまだ提供されておらず、標準ダイアログを中心とした基本ポータブル GUI コンポーネントの数々は Motif (UNIX の場合) および Microsoft SDK (Windows の場合) を使用して実装されていました。 Rogue Wave Views ではこれらの機能の代わりとなる新しい同等のコンポーネントを提供していますが、下位互換性を保つため、これらの機能もそのまま維持されています。 これらは libmviews に実装されていますが、Motif ベースではない libxviews には実装されていません。 詳細は、以下のとおりです。
標準システム・ダイアログ:
IlvPromptDialog,
IlvInformationDialog、
IlvQuestionDialog、
IlvFileSelector および
IlvPromptStringsDialog。
これらのクラスは、ヘッダー・ファイル ilviews/dialogs.h で宣言されています。 ガジェット・ライブラリー libilvgadgt は、類似ダイアログのポータブル・バージョン (純粋な Rogue Wave Views コード) を提供します。 ilviews/stdialog.h ヘッダー・ファイルを参照してください。
Version 6.0
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