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ディスプレイ・サーバーとの接続
Rogue Waveィ Views セッションを初期化するには、IlvDisplay クラスのインスタンスを作成する必要があります。この手順は以下のとおりです。
*接続を開いてディスプレイを確認する
*接続を閉じてセッションを終了する
接続を開いてディスプレイを確認する
メンバー関数 IlvDisplay::isBad はブール型値を返します。これは以下のコードに示されるように、IlvDisplay オブジェクトが問題なく作成されたかどうかを知らせます。ディスプレイ・エラーの原因は、ディスプレイ・システムにより異なります。
IlvDisplay* display = new IlvDisplay(“AppName”,
“DisplayName”,
argc,
argv);
if (display->isBad()) {
delete display;
IlvFatalError(“Could not create display”);
IlvExit(-1);
}
 
const char* dirName = “./localDirectory/subDirectory”;
const char* fileName = “foo.txt”;
display->prependToPath(dirName);
// Now, if a file such as
// “./localDirectory/subDirectory/foo.txt”
// or
// “.\localDirectory\subDirectory\foo.txt”
// exists, we should be able to find it.
const char* filePath = display->findInPath(fileName);
if (filePath)
IlvPrint(“File %s found at %s”, fileName, filePath);
else
IlvWarning(“File %s not found”, fileName);
Rogue Wave Views エラー・メッセージの詳細については、エラー・メッセージ を参照してください。
接続を閉じてセッションを終了する
ディスプレイ・サーバーへの接続を閉じるには、IlvDisplay オブジェクトを破壊します。デストラクターである IlvDisplay::~IlvDisplay は、このディスプレイが使用しているすべてのグラフィック・リソースを直ちに解放します。
ディスプレイ・システムへの既存のリンクに基づいて IlvDisplay が作成された場合、delete はこのリンクを破壊しません。マルチディスプレイ・アプリケーションの稀な場合を除いて、IlvDisplay の破壊とはセッションの終了を意味します。これはディスプレイなしではほとんど何もできないためです。
セッションを正しく終了するには、IlvExit を呼び出す必要があります。これにより Rogue Wave Views が割り当てたメモリーが解放されます。これは Microsoft Windows を使用している場合に特に重要です。このメモリーはシステムによって自動的に解放されないためです。
delete display;
IlvExit(0);

Version 5.6
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