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libmviews を使用して Rogue Wave Views を Motif アプリケーションと統合する
Rogue Waveィ Views は既存の Motif アプリケーションと簡単に統合できるように設計されています。 ライブラリー libmviewsIlvView を既存の Motif ウィジェットと接続する方法と、ユーザーのアクションに対応するために必要なメカニズムを提供します。
以下のセクションには、次のトピックに関する情報が記載されています。
*アプリケーションの初期化
*接続情報の取得
*既存ウィジェットの使用
*メイン・ループの実行
*Motif および を使用するサンプル・プログラム Rogue Wave Views
アプリケーションの初期化
Rogue Wave Views コードを Motif ベースのアプリケーションと統合するときは、Rogue Wave Views セッションを次の 2 つの方法で作成できます。 標準 Rogue Wave Views 初期化プロシージャーまたは Motif アプリケーションの初期化ブロックのいずれかを使用して、以下のように IlvDisplay クラスの 2 番目のコンストラクターを呼び出します。
標準 Rogue Wave Views 初期化プロシージャー
IlvDisplay* display = new IlvDisplay("Program", "", argc, argv);
ここでは、Rogue Wave Views はディスプレイ・システムとの接続を確立します。
Motif アプリケーション初期化プロシージャー
Widget top = XtInitialize("", "Program", NULL, NULL, (Cardinal*)&argc, argv);
if (!top) {
IlvFatalError("Couldn't open display");
exit(1);
}
IlvDisplay* display = new IlvDisplay(XtDisplay(top), "X");
ここで、標準 Xt 関数呼び出しにより接続が初期化されます。 IlvDisplay のコンストラクターにアプリケーション名を指定し、この文字列からディスプレイ・リソースを検索できるようにする必要があります。

Version 5.6
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