Foundation の機能
Views 5.0 に以下の新しい機能が追加されました。
フィルター
Views Foundation に、SVG フィルターと同じ機能を提供する次のようなイメージ処理クラスが追加されました。
IlvLightingFilter
IlvFilterFlow
および対応クラス:
これらのフィルターを SVG 形式に似た XML 形式で記述し、
IlvRGBBitmapData イメージに適用することができます。これらを連結して、複雑なイメージ処理コマンドを作成することができます。
印刷
Views Foundation に、Views アプリケーションでの印刷を容易にする印刷フレームワークが追加されました。このフレームワークは、以下のクラスで構成されています。
下位レベル Windows 印刷管理のためのクラスが新たに 2 つ追加されました。
ビットマップ・データ
IlvRGBBitmapData データでは、アルファ乗算ができるようになりました。
量子化
24 ビット用の新しい量子化、およびインデックス付きカラー変換が追加されました。
次の量子化用の階層が追加されました。
PostScript ÉfÉoÉCÉX PostScript デバイスで、PostScript レベル 2 機能 (デフォルト・モード) を使用できるようになりました。
PostScript デバイスは、レベル 2 の場合、
IlvPostScriptEncoder から派生したエンコーダーを使用して、イメージを様々な形式でエンコードできるようになりました。次の 3 つのエンコーダーが用意されています。
デフォルトのエンコーダーは、レベル 1 の場合 IlvASCIIHexEncoder、レベル 2 の場合 IlvASCII85Encoder です。
Windows の透明度
Windows プラットフォーム 98、2000、および XP の場合、
IlvView は、最上位ウィンドウのときに部分的に透明にでき、完全透明度をカラー値によって定義することができます。レイヤー・ウィンドウなどの Windows の新しい機能を使用できます。以下のメソッドが追加されました。
これらのメソッドは、他のプラットフォームでは無効です。
グラフィック・レンダリング
Views の下位レベルの描画プリミティブ API は、透明度とアンチエイリアシングをサポートするように機能強化されました。 これらの機能は、グローバル設定の場合はポート・(
IlvPort) レベル、ローカル設定の場合はパレット (
IlvPalette) レベルというように、異なるレベルでアクセス可能です。
詳細については、『Foundation ユーザー・マニュアル』の「
IlvResource: グラフィック・リソース・クラス」にある
アルファ値および
アンチエイリアシング・モードを参照してください。
これらの機能は、Windows プラットフォームで、GDI+ をインストールした状態でのみ使用できます。詳細については、『Foundation ユーザー・マニュアル』の「付録 B」にある Views での GDI+ 機能を使用するを参照してください。
Version 5.6
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