Windows 上でのセットアップ
ここでは、Microsoft® Windows® システム上で Rogue Wave Views を構成する方法を説明します。次のインストール情報を用意しておいてください。
インストール・ディレクトリー。Rogue Wave Views コンポーネントは通常、
C:\Rogue Wave\ ディレクトリーにインストールします。これには、
C:\Rogue Wave\VIEWSXX (
XX はバージョン番号を示す) が含まれます。Rogue Wave Views を別のディレクトリーにインストールする場合は、後続のデフォルト・ディレクトリーへの参照を実際のインストール・ディレクトリーと置き換えてください。
システム名。
<SYSTEM> ディレクトリー名は、製品に同梱されている
README ファイルに記載されています。この名前は使用するポートの名前です。たとえば、Windows XP または Vista を実行している x86 プロセッサー・マシン上で Visual Studio 2008 を使用する場合、システム名は
x86_.net2008_9.0 となります。
サブシステム名。Rogue Wave Views ライブラリーは、Windows のバージョンによって異なります。これは、Rogue Wave Views ライブラリーをコンパイルする際に使用したコンパイル・オプションが異なるためです。たとえば、ライブラリーが静的 (
.lib) か動的 (
.dll) かによる相違などです。これらの異なるライブラリー・タイプは
LIB\<SYSTEM> のサブディレクトリー内にあり、
<SUBSYSTEM> の名前で参照されます。使用可能なそれぞれのバージョン (
x86_.net2003_7.1, x86_.net2005_8.0 および
x86_.net2008_9.0) には、特別なコンパイラー・フラグが必要です。コンパイラー・フラグの詳細については、
Microsoft Visual C++ .NET 2003、2005 または 2008 によるコンパイルとリンク を参照してください。
以下の手順では、コマンド名およびディレクトリー名での文字列 <SYSTEM> および <SUBSYSTEM> を実際のシステム名およびサブシステム名と置き換えてください。
Windows 上で Rogue Wave Views を構成するには、次の手順に従います。
1. ILVHOME 変数を Rogue Wave Views インストール・ディレクトリーに設定します。
Windows XP または Vista の場合:
「コントロール・パネル」を開き、「パフォーマンスとメンテナンス」 (Vista の場合は 「システムとメンテナンス」) >「システム」>「詳細設定」 タブの順に選択して 「環境変数」 をクリックします。ダイアログボックスが表示されるため、ここで新しい変数を定義することができます。このダイアログボックスを使用して、次のように ILVHOME 変数を定義します。
C:\Rogue Wave\VIEWSXX
ダイアログボックスは再使用するため、閉じないでください。
あるいは、次の行が VIEWS.INI ファイルに自動的に追加されます。
[Views]
home=C:\Rogue Wave\VIEWSXX
このファイルは、Windows NT、2000、または Me がインストールされたディレクトリーに格納されています。
2. PATH 変数を設定します。
Rogue Wave Views DLL を含むディレクトリーを PATH 変数に追加する必要があります。そのためには、DLL をパスのディレクトリーへコピーするか、次のようにします。
Windows XP、または Vista の場合は、「システム」ダイアログボックスを使用して、
PATH 変数を次のように定義します。
C:\Rogue Wave\VIEWSXX\LIB\<system>\<subsystem>;%PATH%
「適用」、次に「OK」をクリックして変更内容を有効にします。
3. 変更内容を有効にするために、コンピューターを再起動します。
Version 5.6
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