Foundation > 国際化 > ローカライズされた環境で実行するプログラムの作成
 
ローカライズされた環境で実行するプログラムの作成
国際化環境で使用するプログラムを作成する場合、その他のプログラムで通常行うのと同様にコーディングします。ただし、プログラムの最初に必ず IlvSetLocale グローバル関数を呼び出します。この呼び出しは IlvDisplay のインスタンスを作成する前に行ってください。IlvSetLocale 呼び出しは、Rogue Wave® Views がデフォルトのロケール環境で正しく実行するための基盤情報を設定するために必要です。
メモ:  プログラムに IlvSetLocale の呼び出しがない場合、ローカライズされたメッセージは画面に表示されず、マルチバイト・サポートは無効になります。プログラムは C ロケールで実行するように振る舞うため、英語のメッセージのみが表示されます。
次の例は、国際化環境ですぐに使用できる、さまざまな言語で実行可能な簡単なプログラムです。IlvSetLocale() がプログラムの最初に呼び出されていることに注目してください。
#include <ilviews/gadgets/gadcont.h>
#include <ilviews/gadgets/textfd.h>
#include <stdio.h>
 
static void
Quit(IlvView*, IlvAny)
{
IlvExit(0);
}
 
int main (int argc, char* argv[])
{
if (!IlvSetLocale()) {
printf(“Falling back to the C locale.\n”);
}
 
IlvDisplay* display = new IlvDisplay(“Test”, 0, argc, argv);
IlvRect rect(20,20,250,80);
IlvGadgetContainer* cont = new IlvGadgetContainer(display, “Container”, “Container”, rect);
cont->setDestroyCallback(Quit, 0);
IlvRect rect1(10,10,220,50);
IlvTextField* tf = new IlvTextField(display, “This is a text field.”,
rect1);
cont->addObject(tf);
IlvMainLoop();
return 0;
}

Version 6.0
Copyright © 2015, Rogue Wave Software, Inc. All Rights Reserved.