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サポートされない機能または制約のある機能
以下の表は、特定のシステムでは部分的にしかサポートされないか、まったくサポートされない Rogue Wave® Views 機能のリストです。
サポートされない機能または制約のある機能 
BitPlanes
Microsoft Windows ではサポートされません。
モーダル・モード
Windows NT ではサポートされません。
パターン・サイズ
Microsoft Windows パターンのサイズは制限されます。 より大きいパターンも作成できますが、左上隅のみが最終パターンを決定します。
透明なパターン
Microsoft Windows では、Microsoft Windows の定義済みハッチ・ブラシでしか透明パターンは利用できません。 つまり、ユーザー定義パターンおよび一部の Rogue Wave Views 定義済みパターンは透明にはできません。 定義済み Microsoft Windows ハッチ・パターン上に構築された Rogue Wave Views パターンのリストは、 dialoglrdialogrlhorizvertcross です。 この制約は GDI+ の使用時には該当しません。これは、GDI+ ではすべての透明ブラシがサポートされるためです。
線の種類
Microsoft Win9x 上で線を描画する場合には、次の種類の線は有効ではありません。 dashdotdoubledot、および longdash。これらはすべて dash スタイルになります。 線の太さを 1 より大きい値に設定すると、線の種類が失われます。
カーソル・サイズ
Microsoft Windows では、カーソルのサイズは固定され、ドライバーに依存します。 サイズが不適切なビットマップが IlvCursor コンストラクターに指定されると、エラー・メッセージが送信されます。 Rogue Wave Views は、カーソルが正常に作成されたかどうかをテストするために、IlvCursor::isBad メソッドを提供しています。
マウス・ボタン
特定の種類のマウスには 2 つのボタンしかありません。 この場合、右のボタンにリンクされたイベントは IlvMiddleButton として設定されます。 当初のインタラクターでは IlvMiddleButton を使用し、IlvRightButton はほとんど使用しなかったことから、このようになっています。 UseRightButton アプリケーション・リソースを使用して、この振る舞いを変更できます。
Windows アイコン
Windows 95 および Windows NT4 では、各ビューに関連付けられているアイコンはアプリケーションのすべてのビューで同じです。
透明アンチエイリアシンク
Windows 上で GDI+ を使用する場合にのみ利用可能です。 Appendix Bを参照してください。
多角形
Windows 95 では、多角形の角の上限は 16381 です。
ただし、特定の場合には、これより多い角を持つ多角形を作成できます (たとえば、凸状多角形)。
可変色
可変色は擬似色モデルのみで使用できます。 擬似色モデルとは、画面の深度に基づいてピクセルを色に任意にマッピングするモデルで、カラー・マップ (UNIX システムの場合) またはパレット (PC の場合) に格納されます。 擬似色は直接色モデルやトゥルー・カラー・モデルでは機能しません。
ウィンドウの不透明度
UNIX プラットフォームではサポートされません。
ズーム可能ラベル
UNIX では、IlvZoomableLabel オブジェクトはズーム、回転などが可能なビットマップです。 Microsoft Windows ではビットマップを回転できないため、ビットマップは使用できません。そのため、IlvZoomableLabel オブジェクトは True Type フォントを使用して実装します。
この制限は、True Type フォントは本当の意味でのベクトル・フォントではなく、段階的に処理するために発生します。 さらに、Microsoft Windows システムはフォントを実際のサイズでは表現できません (Microsoft Win32 Programmerfs Reference 第 1 巻、688 ページに『Windows の場合、フォントのサイズは、不正確な値になります』と記載されています。)
 
メモ 同じ制約は <ILVHOME>/tools/vectfont ディレクトリーで提供されているベクトル・フォントにも適用されます。 UNIX プラットフォームではベクトル・フォントを Hershey フォントにより実装し、Microsoft Windows プラットフォームでは True Type フォントまたは Hershey フォントにより実装します。
XOR モードでの文字列
これは X Window で機能します。 Microsoft Windows では XOR モードで文字列を描画することはできないため、Rogue Wave Views はテキストと同じサイズの XOR ドット矩形を描画します。 実際の文字列を表示するには、メソッド IlvPort::drawString または IlvPort::drawIString を使用して XOR ラベルを表示します。

Version 6.0
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