その他のアクセサー
これらのアクセサーは、現在の既存のカテゴリーには適しません。
その他のアクセサーについては、次のセクションに説明があります。
デバッグ
デバッグ・アクセサー (クラス
IlvDebugAccessor) は、プロトタイプのデバッグを行うために使用されます。対応する値が変更されたり、問い合わせが行われた時に、コンソールや出力ウインドウへメッセージを印刷します。
例
次の doTranslateY アクセサーの問い合わせが行われた、あるいは変更されたとき、メッセージが出力コンソールに印刷され、現在の値を表示します。
プロトタイプ
プロトタイプ・アクセサー (クラス
IlvPrototypeAccessor) により、既存のプロトタイプのすべてのアクセサーから新しいプロトタイプを継承します。新しいプロトタイプは、既存のプロトタイプのすべてのアクセサーがこれに追加されたかのように振る舞います。これは、複雑な振る舞いのライブラリーを構築するとき、およびこれらを他のプロトタイプで再利用するときに便利です。プロトタイプを含むプロトタイプ・ライブラリーは、あらゆるインスタンスがこのアクセサーを使用して適切に機能できるように、開かれていなくてはなりません。Rogue Wave Views Studio のグループの詳細情報から、「アトリビュート」タブを選択し、さらに「編集」>「継承」を選択すると、プロトタイプ・アクセサーをプロトタイプに追加できます。
パラメーター
プロトタイプの名前:そのアクセサーを継承するプロトタイプの名前。
例
このアクセサーは、現在のアクセサー・グラフのコンテキストにエクスポートされたすべての値を表示するサブグラフを表しています。
sources ライブラリーの diclock プロトタイプは、clock プロトタイプのアクセサーすべてをカプセル化してエクスポートします。clock プロトタイプとまったく同じように振る舞いますが、グラフィック表示は異なります。
Version 6.0
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