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新規ビットマップの作成
ビットマップ・エディターでは、新規文書、つまり、新規ビットマップを作成することもできます。チュートリアルを簡素化するために、この手順では、新しく作成されたビットマップは 128x128 ピクセルのサイズを持つと想定します。手順 4 では、ユーザーがビットマップのサイズを設定できるダイアログ・ボックスの導入方法について説明します。
ユーザーが次のアクションのいずれかを行うと、新しい文書が作成されます。
*メニュー・バーから「ファイル」>「新規」を選択
*メイン・ツールバーから「新規」ボタンを選択
*CTRL+N アクセラレーター
ユーザー・アクションおよび文書作成の間の関連付けは、BitmapDocument::initializeDocument メソッドを呼び出す Application Framework によって透過的に扱われます。このメソッドは、新規IlvBitmap オブジェクトを作成し、これをビットマップ・エディターのビットマップ・メンバー・フィールドに BitmapDocument::setBitmap を使用して保存します。
IlvBoolean
BitmapDocument::initializeDocument(IlvAny data)
{
if (!IlvDvDocument::initializeDocument(data))
return IlvFalse;
 
IlvDisplay* display = getDisplay();
// Creates the bitmap with a default size of 128x128
IlvDim width = 128;
IlvDim height = 128;
IlvBitmap* bitmap =
new IlvBitmap(display, width, height, display->screenDepth());
setBitmap(bitmap);
 
// Initialize it with the display palette
setPalette(display->defaultPalette());
getPalette()->invert();
bitmap->fillRectangle(getPalette(), IlvRect(0, 0, width, height));
getPalette()->invert();
 
return IlvTrue;
}

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