Views Foundation > ActiveX コントロールをグラフィック・オブジェクトとして Rogue Wave Views アプリケーションに追加する > 例を使った Rogue Wave Views アプリケーションの説明
 
例を使った Rogue Wave Views アプリケーションの説明
このチュートリアルは、以下の手順で構成されています。
*手順 1:IlvGraphicCOMAdapter オブジェクトの作成
*手順 2:オブジェクト•インターフェースの取得
*手順 3:オブジェクト・インタラクターの追加
*手順 4:ブラウザーの追加
*手順 5:コントロールのプロパティー値を取得する
この例は、IlvGrapher 上に構築されます。
このクラスの定義は、ファイル include/ActiveXGraphicAdapterApp.h、include/ActiveXGraphicAdapter.h、include/makenode.h にあります。メンバー関数の定義は、src/ActiveXGraphicAdapterApp.cpp、src/ActiveXGraphicAdapter.cpp、および src/specific.cpp にあります。データは、ファイル data/ActiveXGraphicAdapter.ilv にあります。rc ファイルの src/ActiveXApp.rc は、ilv2data で生成されました。データのパスを心配することなく、このファイルを使用できます。
ファイル src/ActiveXGraphicAdapterApp.cpp および src/ActiveXGraphicAdapter.cpp は、ivstudio によって生成され、本アプリケーションの目的に合うように修正されています。本アプリケーションのこの部分についての詳細は、Rogue Wave Views の他のマニュアルを参照してください。ファイル src/specific.cpp には、このチュートリアルにおけるテーマの主要部分が含まれます。.このファイルには他の関数とともに、ActiveXGraphicAdapter::specificInitialization 関数が含まれます。本チュートリアルの作業のほとんどは、この関数内で実行します。
本アプリケーションには、1 つのメニューとスクロール・グラフィック矩形が含まれます。メニューでは、次の処理が行えます。
*グラファーを消去する (「ファイル」/「新規作成」)
*ファイルをグラファーにロードする (「ファイル」/「開く」)
*グラファーの内容をファイルに格納する (「ファイル」/「保存」、「ファイル」/「名前を付けて保存」)
*アプリケーションを終了する (「ファイル」/「終了」)
*新規ノード作成のため、グラファーにインタラクターを付加する (「インタラクター」/「ノード作成インタラクター」)
*新規リンク作成のため、グラファーにインタラクターを付加する (「インタラクター」/「リンク作成インタラクター」)
*選択インタラクターをグラファーに付加する (「インタラクター」/「選択インタラクター」)
*オブジェクト・インタラクターを使用するため、表示インタラクターがあればすべて削除する (「インタラクター」/「オブジェクト インタラクター」)
*ヘルプを印刷する
メモ:本チュートリアルの code サブディレクトリーでは、この概要のサンプルが step 1 に、手順 1 のサンプルが step 2 に、手順 2 のサンプルが step 3 に、というように、1 つずつずれて入っています。

Version 6.0
Copyright © 2015, Rogue Wave Software, Inc. All Rights Reserved.