BAZEL

Bazel同期方法は既存のローカルのBazelビルドに基づき、Perforce QACプロジェクトにデータを読み込みます。

Bazelがインストールされており、ビルドを実行できることを以下のコマンドを使用して確認してください。

bazel build <target>

この操作はPerforce QACと同期する前にBazelワークスペースディレクトリで実行する必要があります。この同期の方法はコンパイルが同期の最中ではなく同期の前に実行されるため、BUILD_LOG または、 JSON sync と似ています。

制限事項

  • リモート操作による実行はサポートされていません。このコマンドが使用される前に完了しているローカルビルドのみに使用可能です。
  • 上記のBazelを使用してビルドされたプロジェクトのファイルのみがPerforce QACプロジェクトに追加されます。ビルドの過程でダウンロードされたすべてのサードパーティの従属性はPerforce QACプロジェクトに追加されません。
  • C/C++をビルドするデフォルトのニーモニックはサポートされています。
  • カスタムニーモニックは明示的なオプション、‑‑custom-‑nemonics|‑m を使用することでサポートされます。
  • Bazelにより起動される makeまたは、CMakeなどのその他のビルドシステムはモニタされません。これらのビルドシステムを使用する場合は、同期の方法としてINJECTを使用することを使用考慮してください。
  • テストはMSVC、GNU および、 Clangベースのコンパイラに限られています。その他のコンパイラの使用は期待どうりの結果を生成しない可能性があります。
  • Windows環境でBAZELが使用するデフォルトのコンパイラは clang-cl です。CCTの生成をサポートしていません。

  • 解析はBazelがダウンロードするテンポラリファイルまたは、外部依存関係に依存します。その結果 bazel clean コマンドが発せられた場合、解析は失敗します。

以下のコマンドは、カレントディレクトリにあるBazelプロジェクトと、同じくカレントディレクトリにあるPerforce QACプロジェクトを同期します。

qacli sync ‑P . ‑t BAZEL  //…

Bazelコマンドに追加のパラメータが必要な場合、bazel aquery コマンドも実行する必要があります。これらのオプションはQAC_BAZEL_ARGUMENTS環境変数で指定することができます。