qacli sync

Perforce QAC プロジェクトに自動的にファイルを同期します。

使用方法


sync  [-P <directory>] -t <AUTO_CCT|BAZEL|BUILD_LOG|INJECT|JSON|MONITOR> [-g] [-f] [-o <output-path>] [-x] [-Z] [-c <command>] [-m <custom-mnemonics>] [--] [-h] <file|command(s)|target>


詳しい説明

ユーザのビルドシステム/環境からのファイルを Perforce QAC プロジェクトに自動的に同期します。同期後の解析、レポートはこの Perforce QACプロジェクトを使用して操作できます。

一番一般的なビルド環境を網羅しているいくつかのオプションを以下に示します。

オプション


オプション名、短縮形 デフォルト 説明
‑‑command, ‑c  

BAZEL 同期のみ。Bazelのバージョンを指定します。単一のバージョンのみがインストールされている場合、文字列 'bazel'を使用してください。複数のバージョンがインストールされている場合、必要なバージョンを指定してください。

例:‑‑command bazel‑6.4.0

‑‑custom‑mnemonics, ‑m  

BAZEL 同期のみ。ユーザが作成したカスタムニーモニックの使用を指定します。

例:#8209;‑custom‑mnemonics "mnemonic1 mnemonic2 mnemonic3"

‑‑force, ‑f   同期メソッドで十分な情報が得られていると仮定し、同期による非ゼロのリターンコードを無視してCCTを強制的に生成します。
‑‑g, ‑‑generate‑cct   同期メソッドに十分な情報があると仮定して自動的にCCTを生成します。
‑‑help, ‑h   使用方法の情報を表示し、終了します。
‑‑ignore-rest, ‑‑   このフラグ以降のラベルの付いた引数をすべて無視します。
‑‑optimize, ‑Z   プロジェクトの設定が保存される前に、プロジェクトのフォルダおよび、ファイルの従属性を最適化します。
‑‑output-progress, ‑o   Perforce QAC の同期の進捗がどのファイルにパイプ連結されるかを指定します。Perforce QAC の出力はコンソールに送られません。ユーザビルドシステムから生成されていた出力は引き続きコンソールに表示されます。
‑‑qaf-project, ‑P . 有効な Perforce QAC プロジェクトへのパスを指定します。
‑‑sync-exit-code, ‑x   同期/ビルドシステムが返す値にかかわらず、Perforce QAC は標準終了コード‑return を返しません。このオプションは MONITOR 同期にのみ有用です。
‑‑type, ‑t  

ファイルを追加するために実行する同期のタイプおよび、プロジェクトの従属情報を指定します。 サポートされるタイプ:

  • AUTO_CCT:非推奨。INJECT ‑‑generate‑‑cct | -g を使用してください。
  • BAZEL: ローカルのBazelビルドシステムからファイルを抽出する。詳しくはBAZELを参照してください。
  • BUILD_LOG: ビルドログに含まれるファイルのリストを使用する。 詳しくは BUILD_LOGを参照してください。
  • INJECT: 処理するファイルを検出するビルドプロセスをモニタする。 詳しくは INJECTを参照してください。
  • JSON: JSONコンパイルデータベースを使用する。 詳しくは JSONを参照してください。
  • MONITOR: 処理するファイルを検出するビルドプロセスをモニタする。 詳しくは MONITORを参照してください。
  • MSVS:MS Visual Studioのビルドシステムから出力を得る。 詳しくは MSVS (Windows のみ)を参照してください。
<file|script>   同期のタイプに固有の必須追加引数を表示します。詳しくは、上記のクロスリファレンスを参照してください。