Windows システムにおける Rogue Wave Views Studio のセットアップおよび起動
このセクションの情報に基づいて、Microsoft® Windows® システムに Rogue Wave® Views Studio をセットアップして起動します。
ILVHOME 環境変数の設定
初めて Microsoft Windows で Rogue Wave Views Studio を起動する場合は、以下を実行します。
環境変数
ILVHOME を Rogue Wave Views がインストールされているルート・ディレクトリーに設定します。
または
VIEWS.INI ファイルに行
IlvHome=<ViewsDir> を挿入します。
<ViewsDir> は、Rogue Wave Views がインストールされているルート・ディレクトリーです。
Rogue Wave Views Foundation Studio の実行
Rogue Wave Views Foundation Studio は、ダイナミック・リンク・ライブラリー (DLL) を使用する Rogue Wave Views Studio の一般的なバージョンであり、以下のディレクトリーにあります。
%ILVHOME%\studio\<system>\<subsystem>
このエディターを実行するには、環境変数 PATH を以下のディレクトリーに設定します。
%ILVHOME%\lib\<system>\<subsystem>
および
%ILVHOME%\studio\<system>\<subsystem>
この場合、<system> は、使用しているプラットフォームの名前 (x86_.net2005_8.0 など)、<subsystem> は、使用しているサブプラットフォームの名前を示します (dll_mda など)。
プラグインの読み込み
プラグインは、Rogue Wave Views Studio 拡張機能を作成する Rogue Wave Views 動的モジュールです。
プラグインの選択
初めて Rogue Wave Views で ivfstudio を使用するときは、ivfstudio によって、検出されたプラグインを選択するように要求されます。
図 1.2 Rogue Wave Views Studio プラグイン・ダイアログ・ボックス (Microsoft® Windows® システム)
対応するトグル・ボタンをチェックして、読み込むプラグインを選択します。「了解」をクリックします。このセッションで使用するプラグインは、次回 ivfstudio を起動するときに再度読み込まれます。
「キャンセル」をクリックすると、プラグインを読み込まずに ivfstudio が開始します。
-selectPlugIns コマンド・ライン引数の使用
ivfstudio が起動する前にプラグインを選択する場合は、-selectPlugIns 引数で ivfstudio を開始することができます。Rogue Wave Views Studio プラグイン・ダイアログ・ボックスが表示され、読み込むプラグインを再度指定できます。
SelectPlugIns コマンドの使用
Studio は、プラグインの選択に使用できる SelectPlugIns コマンドを提供します。このコマンドを使用する場合は、メイン・ウィンドウの「ツール」メニューから「プラグインを選択」を選択します。Studio は、選択用の Rogue Wave Views Studio のプラグイン・ダイアログ・ボックスを表示します。選択したプラグインを読み込むには、Studio を終了して再起動する必要があります。
環境変数を使用したプラグインの指定
読み込むモジュールのリスト、または読み込むすべてのモジュールを含むディレクトリーのいずれかを指定することもできます。この場合、前のセッションで読み込まれたプラグインは無視されます。
Studio は、自身を初期化する前にプラグイン・ディレクトリーに含まれているすべての拡張機能モジュールを読み込みます。デフォルトでは、プラグイン・ディレクトリーは %ILVHOME%/studio/plugins です。プラグインを別のディレクトリーに配置したい場合は、ILVSTPLUGINSDIR 環境変数を使用してディレクトリーを示します。プラグイン・ディレクトリーで検索されたモジュールを読み込むと、Studio は <system> という名前のサブディレクトリーを検索します。
ILVSTPLUGINS 環境変数を使用して、読み込むモジュールのリストを示すことができます。完全なパスまたは作業ディレクトリーへの相対パスを、「;」文字 (セミコロン) で区切って指定できます。
Rogue Wave Views Studio の共通プラグイン
Rogue Wave Views パッケージには、独自の Rogue Wave Views Studio 用プラグインが付属しているものもあります。詳細については、ご使用の Rogue Wave Views パッケージのマニュアルを参照してください。
以下は、%ILVHOME%\studio\<system>\<subsystem> ディレクトリーにある共通プラグインです。
Rogue Wave Views Gadgets パッケージを使用している場合は、Rogue Wave Views Studio GUI Application プラグインを使用して、ガジェット・パネルで GUI アプリケーションを編集することができます。対応する動的パッケージは
smguiapp.dll です。Rogue Wave Views Studio GUI Generation プラグインを使うと、独自のアプリケーションの GUI に C++ コードを作成することができます。対応する動的パッケージは
smguigen.dll です。
Rogue Wave Views Grapher パッケージを使用している場合は、Rogue Wave Views Studio Grapher プラグインで、グラファー、ノード、リンクを編集できます。対応する動的パッケージは
smgrapher.dll です。
Rogue Wave Views Prototypes パッケージを使用している場合は、Rogue Wave Views Studio Prototypes プラグインでビジネス・グラフィック・オブジェクトを編集できます。対応する動的パッケージは
smproto.dll です。
Rogue Wave Views Studio 実行可能ファイルの別途構築
何らかの理由で Rogue Wave Views Studio の実行可能ファイルを構築する必要がある場合は、%ILVHOME%\studio\<system>\<subsystem> ディレクトリーに行き、引数のみとして構築する実行可能ファイルの名前を渡す make ユーティリティーを起動します。
付属の ivfstudio は、Rogue Wave Views Views Foundation で使用できます。ただし、Rogue Wave Views Studio のバージョンを構築するには、Gadgets および Manager パッケージが必要です。
Version 6.0
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