IlvImageTileLoader クラス
このクラスを使用して、1 つの大きなイメージの部分にあたるイメージ群を読み込みます。このタイル・ローダーを使うと、特定の時間に表示されるタイルに対応するそれぞれのイメージだけをアプリケーションで読み込むことができます。各ファイルには名前を付けて、対応するタイルの行インデックスと列インデックスがわかるようなファイル名を構成する必要があります。このタイル・ローダーを使うには、特定のタイルのファイル名を再構成する際に必要な情報を提供する必要があります。必要な情報は、ファイルの命名方法と 2 つのフォーマット文字列を一致させるパターンです。
IlvImageTileLoader loader = new IlvMapImageTileLoader(IlvDisplay* display, const char* pattern, const char* rowFormatString, const char* colFormatString, IlvMapAdapter* adapter); |
pattern 引数には、
‘%r’ と
‘%c’ 交換指定子が必ず 1 つずつ含まれます。%c 変換指定子でタイルの行インデックスを、%c 変換指定子で列インデックスをそれぞれ変換します。これらの変換パラメーターは、
rowFormatString および
colFormatString パラメーターにそれぞれ置き換わります。これらのフォーマット用文字列は、列指定子および行指定子として使用される通常の C 関数
printf として解釈されます。行列番号に基づかない命名方式では、
IlvImageTileLoader をサブクラス化して、
getFileName メソッドをオーバーライドできます。
Version 6.0
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