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投影図法に楕円を関連付ける
各投影図法には、楕円が関連付けられています。デフォルトで、ほとんどの投影図方が楕円 IlvEllipsoid::SPHERE を使用します。ユニバーサル横メルカトルやユニバーサル極ステレオ (UPS) といった一部の特定投影図法だけが、デフォルトで非球形の楕円を使用します。
適切な楕円を使うと、特に大縮尺地図に関する限り、より正確な投影図法が得られます。ただし、球形を使う場合よりも計算が複雑になり、動作が遅くなります。
投影図法に使用する楕円を指定するには、メソッド IlvProjection::setEllipsoid を使います。
IlvProjection* projection = new IlvMercatorProjection();
projection->setEllipsoid(*IlvEllipsoid::WGS84());
通常使用する多くの楕円が定義されている IlvEllipsoid クラスのスタティック・メンバーと、GetRegisteredEllipsoid() スタティック・メソッドのどちらも、登録された楕円の取得に使用できます。また、次の新しい楕円の定義で説明するように、独自の楕円も作成できます。また、定義済みの楕円 にある一覧表の中から定義済み楕円の 1 つを選択して使用することもできます。

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