楕円を使って地球の形を表します。多くのアプリケーション、特に小縮尺マッピングでは、地球を球形で表すことができます。本パッケージで提供されているほとんどの投影図法では、デフォルトで、地球を半径約 6371 キロメートルの球体としています。ただし、地球は自転しているため両極上では若干平らで、極軸を中心に回転する楕円で近似させています。楕円投影図法は、正確な大縮尺地図と明瞭な座標系用に使用します。ただし、非常に大きな縮尺の地図で大陸や地球全体を表す場合には、球面投影図法の使用をお勧めします。本パッケージのほとんどの投影図法で使う楕円は、投影中心周辺の数度の緯度や経度に対してのみ正確です。