UNIX 上でのセットアップ
ここでは、UNIX® 上で Rogue Wave Views を構成する方法を説明します。次のインストール情報を用意しておいてください。
インストール・ディレクトリー:Rogue Wave Views コンポーネントは通常、
/usr/local/roguewave/ ディレクトリーにインストールします。これには、
/usr/local/roguewave/viewsXX (
XX はバージョン番号を示す) が含まれます。Rogue Wave Views を別のディレクトリーにインストールする場合は、後続のデフォルト・ディレクトリーへの参照を実際のインストール・ディレクトリーと置き換えてください。
システム名:
<system> ディレクトリー名は、製品に同梱されている
README ファイルに記載されています。たとえば、
x86_RHEL4_3.4 や
hp64_11_3.73 です。以下の手順では、
<system> を実際のシステム名と置き換えてください。
フォーマット名:サポートされているシステムに対してそれぞれ少なくとも2種類のフォーマットが利用可能です。1つ目はスタティック(static)ライブラリのためのもので、statで始まるフォーマット名を持ちます。もう一つは共有(shared)ライブラリもしくは動的(dynamic)ライブラリのためのものでフォーマット名は、UNIX/Linuxプラットフォームではsharedで、Windowsプラットフォームではdllで始まる名前を持ちます。
UNIX 上で Rogue Wave Views を構成するには、次の手順に従います。
1. ILVHOME 変数を設定します。
シェル変数 ILVHOME は Rogue Wave Views インストール・ディレクトリーに設定する必要があります。
sh またはそれから派生した
ksh や
bash を使用する場合は、次のように入力します。
$ ILVHOME=/usr/local/roguewave/viewsXX
$ export ILVHOME
csh や
tcsh を使用する場合は、次のように入力します。
% setenv ILVHOME /usr/local/roguewave/viewsXX
2. 共有ライブラリー・パス変数を設定します。
ほとんどのオペレーティング・システムでは、ダイナミック・ライブラリーを含んだディレクトリーは環境変数に追加する必要があります。HP-UX 上では SHLIB_PATH、AIX® 上では LIBPATH、その他のシステム上では LD_LIBRARY_PATH を追加します。
sh またはそれから派生したものを使用する場合は、次のように入力します。
$ LD_LIBRARY_PATH=$ILVHOME/lib/<system>/<shared format>:$LD_LIBRARY_PATH
$ export LD_LIBRARY_PATH
csh または
tcsh を使用する場合で、変数
LD_LIBRARY_PATH をまだ定義していない場合は、次のように入力します。
% setenv LD_LIBRARY_PATH $ILVHOME/lib/<system>/<shared format>
csh または
tcsh を使用する場合で、変数
LD_LIBRARY_PATH をすでに定義してある場合は、次のように入力します。
% setenv LD_LIBRARY_PATH $ILVHOME/lib/<system>/<shared format>:$LD_LIBRARY_PATH
この手順は、上記コマンドをシェル始動ファイルへ格納すると自動化できます (sh を使用する場合は .profile、csh を使用する場合は .login)。
Version 6.0
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