IlvPort:描画ポート・クラス

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IlvPort:描画ポート・クラス

IlvPort クラスは描画ポートを定義します。IlvPort クラスは、プリンターなどの具体的なダンプ・デバイスへ形状を描くのに必要なメンバー関数を備えています。これらのメンバー関数は、以下のとおりです。

仮想メンバー関数 IlvPort::initDevice は、init 関数によって呼び出され、ダンプ・デバイスを初期化してその結果を filename ファイルに書き込みます。

仮想メンバー関数 IlvPort::isBad は、ダンプ・デバイスが無効である場合、IlTrue を返します。この戻り値は、初期化エラーを意味します。

仮想メンバー関数 end は、ダンプ・デバイスを終了し、必要なクリーンアップをすべて実行します。

仮想メンバー関数 send を使うと、あらゆる文字列すなわち情報を出力デバイスに送ることができます。

仮想メンバー関数 newPage は、出力ページを作成し、新しいページ用にダンプ・デバイスを準備します。エラーが発生した場合は IlFalse を返します。この場合は、出力データの作成を中止してください。

仮想メンバー関数 setTransformer は、追加トランスフォーマー、すなわちジオメトリー変換を描画関数を「送る」座標に適用します。

Version 5.6