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Rogue Wave Views で GDI+ 機能を使用する
GDI+ について
GDI+ は、Microsoft Windows プラットフォーム上で描画を行う方法です。 透明度やアンチエイリアシングなどの興味深い機能を提供します。 GDI+ の追加情報は、Microsoft のインターネット・サイトを参照してください。
ダイナミック・リンク・ライブラリー (DLL) の使用
ダイナミック Rogue Wave Views ライブラリー (dll_mda) を使用すると、GDI+ を簡単に使用できます。 Microsoft は Rogue Wave Views アプリケーションからアクセスできる DLL (gdiplus.dll) を提供しています。 この DLL は、ダイナミック Rogue Wave Views ライブラリー ( dll_mda) と同じディレクトリーで提供されています。 最新の再配布可能 gdiplus.dll は、 http://www.microsoft.com/msdownload/platformsdk/sdkupdate/psdkredist.htm でダウンロードできます。
スタティック・ライブラリーの使用
スタティック Rogue Wave Views ライブラリー (stat_mdastat_mta) を使用する場合は、Microsoft Platform SDK をインストールする必要があります。これは、アプリケーションを gdiplus.lib ライブラリーとリンクするためです。 この SDK は次のサイトで取得できます。 http://www.microsoft.com/msdownload/platformsdk/sdkupdate
また、コンパイルする際に <ilviews/windows/ilvgdiplus.h> ファイルもインクルードし、アプリケーションを ilvgdiplus.lib ライブラリーにリンクする必要があります。 このライブラリーは、ディレクトリー ILVHOME/lib/[platform]/[subplatform] にあります。ここで、ILVHOME は Rogue Wave Views がインストールされたルート・ディレクトリー、subplatformstat_mda or stat_mta、platform (プラットフォーム) は次のいずれかになります。
*x86_.net2003_7.1
*x86_.net2005_8.0
*x86_.net2008_9.0
GDI+ と Rogue Wave Views
GDI+ がインストールされると、Rogue Wave Views はこれを活用するために IlvPalette クラスおよび IlvPort クラスに専用の API を提供します。 透明度とアンチエイリアシングを処理するために、以下のメソッドが追加されました。
*IlvPalette::setAlpha
*IlvPalette::getAlpha
*IlvPort::setAlpha
*IlvPort::getAlpha
*IlvPalette::setAntialiasingMode
*IlvPalette::getAntialiasingMode
*IlvPort::setAntialiasingMode
*IlvPort::getAntialiasingMode
アルファ値アンチエイリアシング・モード を参照してください。

Version 5.6
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