Rogue Wave Views Component Suite を選択する理由
Rogue Waveィ Views は、2D グラフィックの威力と GUI ビルダーの簡便さを、わかりやすい 1 つの配列にまとめたクロス・プラットフォーム C++ ライブラリーです。同製品は、単純なフォーム・ベースのグラフィカル・ユーザー・インターフェースから数十万のオブジェクトを同時に管理する複雑なリアルタイムのベクトル・アプリケーションに至るまで、幅広いグラフィック・タスクを処理します。Rogue Wave Views には、振る舞いとグラフィック面の分離や、多くのオブジェクトを簡単に管理できるハイレベルな抽出機能を重視する高度なアーキテクチャーが備わっているため、このようなタスクを実行することができるのです。このアーキテクチャーは、PostScript ダンピング、イベントの記録と再生、ファイル内でのオブジェクトの永続性など、すべてのインターフェースにまたがる共通のサービスにも対応しています。
Rogue Wave Views はパワフルです。Rogue Wave Views は、Microsoft® Windows® システムや Open Software Foundation の Motif® の限界を補うものです。Microsoft Windows や Motif でもウィンドウや単純な仕掛けを作成することができますが、グラフの作成、地図の描画、スプレッドシートの管理、数千のオブジェクトの動画化はできません。Rogue Wave Views を使えば、数千もの動画化されたオブジェクトを同時に表示できるのです。
Rogue Wave Views は、効率的です。 低いメモリー使用率と最適なデータ構造により高速処理が可能です。クワッドツリーは、数十万のオブジェクトについて表示の更新を管理します。2 重バッファリングでちらつきのない動画を実現します。最適なメモリー割リ当てと共有コンポーネントを用いたオブジェクトの最小化によって、大型アプリケーションでもスワップすることがありません。
Rogue Wave Views はシンプルです。ハイレベルなグラフィック・オブジェクトにより、コーディングも簡単です。グラファーが別途、必要になることはありません。Rogue Wave Views 2D Graphics Professional にはグラファー・クラスが備わっているからです。棒グラフ、散布プロット、ゲージについても、Rogue Wave Views には、チャート作成の専用製品があります。スプレッドシートも、Rogue Wave Views Controls Standard 製品にある Rogue Wave Views のマトリックス・クラスを使用すれば簡単です。これ以外にも多くのハイレベルなクラスが備わり、インターフェースの迅速な作成に必要な諸機能が提供されます。
Rogue Wave Views は拡張可能です。Rogue Wave Views は模範的な C++ スタイルで作成されています。クラス階層や内部プロトコルの文書化も行き届いているため、文書化された Rogue Wave Views クラスから派生する新しいクラスを作成することができます。オブジェクト指向の開発ではコードの再利用が重要になります。Rogue Wave Views を使用すれば、コード再利用による利点をフルに活かすことができます。
Rogue Wave Views は移植可能です。Rogue Wave Views は特定の環境やプラットフォームに制限されません。多くの C++ 開発環境でテストされているため、いくつものグラフィカル環境にも統合可能です。Rogue Wave Views アプリケーションは、Windows、Motif、Xlib で透過的に動作します。グラフィック・プリミティブの使用により、基盤となるウィンドウ・システムから独立してコードを作成することができます。たとえば、単一のアプリケーションを Windows (PC) と Motif (UNIX) の双方に統合化できます。Rogue Wave Views 関数を呼び出すだけで、これら 2 つの環境間で表示のルック・アンド・フィールを変更することができます。
Rogue Wave Views はすぐに使用できます。Rogue Wave Views には、簡単に使用できる GUI エディターとガジェット、グラフィック・オブジェクト、振る舞い、チャート、ゲージを含む多数の定義済みオブジェクトが備わっています。さらに、スプレッドシート機能としっかりとしたグラフ、描画、数式エディターも用意されています。Rogue Wave Views パッケージには、ガジェットのクラス階層がすべて含まれています。ガジェットとは、柔軟なグラフィック表示や定義済み振る舞いでの特定の用途を想定した対話式オブジェクトのことです。ガジェットにはスクロールバー、メニューバー、ボタンなどが含まれます。Rogue Wave Views を使用すれば、基本の描画プリミティブと対話式ガジェットを結合して、直感的で見栄えのよいインターフェースを作り出すことができます。
Rogue Wave Views はモジュール方式です。Rogue Wave Views は複数の製品から構成され、各製品は、GUI コントロール、高度な 2D グラフィック、グラフ・レイアウト、地図、チャートなど特定の分野に対応しています。各製品には、ライブラリー、Studio拡張機能、サンプル、および包括的な資料が付属しています。必要な Rogue Wave Views 機能だけを組み合わせて使用できます。また将来的に、アプリケーションの基準が変わった時点で、Rogue Wave Views 製品を追加、拡張することも可能です。
Version 5.6
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