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UNIX システムにおける Rogue Wave Views Studio のセットアップおよび起動
このセクションの情報に基づいて、UNIX® システムに Rogue Wave® Views Studio をセットアップして起動します。
ILVHOME 環境変数の設定
初めて UNIX で Rogue Wave Views Studio を起動する場合は、環境変数 ILVHOME を、Rogue Wave Views がインストールされているルート・ディレクトリーに設定しなければなりません。詳細については、前セクション「インストール・ディレクトリー」を参照してください。
Rogue Wave Views Foundation Studio の実行
Rogue Wave Views Foundation Studio は、共有ライブラリーを使用する Rogue Wave Views Studio の一般的なバージョンであり、以下のディレクトリーにあります。
$ILVHOME/studio/<system>/<subsystem>
このエディターを実行するには、環境変数 LD_LIBRARY_PATH を以下のディレクトリーに設定します。
$ILVHOME/lib/<system>/<subsystem>
および
$ILVHOME/studio/<system>/<subsystem>
ここで、<system> は使用しているプラットフォームの名前 (sparc_5_5.0i86_linux2_glic2.1_egcs1.1 など)、<subsystem> は、使用しているサブプラットフォームの名前を示します (static_picshared など)。
プラグインの読み込み
プラグインは、Rogue Wave Views Studio 拡張機能を作成する Rogue Wave Views 動的モジュールです。
プラグインの選択
初めて Rogue Wave Views で ivfstudio を使用するときは、ivfstudio によって、検出されたプラグインを選択するように要求されます。
図 1.1    Rogue Wave Views Studio プラグイン・ダイアログ・ボックス (UNIX® システム)
対応するトグル・ボタンをチェックして、読み込むプラグインを選択します。「了解」をクリックします。このセッションで使用するプラグインは、次回 ivfstudio を起動するときに再度読み込まれます。
「キャンセル」をクリックすると、プラグインを読み込まずに ivfstudio が開始します。
-selectPlugIns コマンド・ライン引数の使用
ivfstudio が起動する前にプラグインを選択する場合は、-selectPlugIns 引数で ivfstudio を開始することができます。Rogue Wave Views Studio プラグイン・ダイアログ・ボックスが表示され、読み込むプラグインを再度指定できます。
SelectPlugIns コマンドの使用
Studio は、プラグインの選択に使用できる SelectPlugIns コマンドを提供します。このコマンドを使用する場合は、メイン・ウィンドウの「ツール」メニューから「プラグインを選択」を選択します。Studio は、選択用の Rogue Wave Views Studio のプラグイン・ダイアログ・ボックスを表示します。選択したプラグインを読み込むには、Studio を終了して再起動する必要があります。
環境変数を使用したプラグインの指定
読み込むモジュールのリスト、または読み込むすべてのモジュールを含むディレクトリーのいずれかを指定することもできます。この場合、前のセッションで読み込まれたプラグインは無視されます。
Studio は、自身を初期化する前にプラグイン・ディレクトリーに含まれているすべての拡張機能モジュールを読み込みます。デフォルトでは、プラグイン・ディレクトリーは <ILVHOME>/studio/plugins です。プラグインを別のディレクトリーに配置したい場合は、ILVSTPLUGINSDIR 環境変数を使用してディレクトリーを示します。プラグイン・ディレクトリーで検索されたモジュールを読み込むと、Studio は <system> という名前のサブディレクトリーを検索します。
ILVSTPLUGINS 環境変数を使用して、読み込むモジュールのリストを示すことができます。完全なパスまたは作業ディレクトリーへの相対パスを、「;」文字 (セミコロン) で区切って指定できます。
Rogue Wave Views Studio の共通プラグイン
Rogue Wave Views パッケージには、独自の Rogue Wave Views Studio 用プラグインが付属しているものもあります。詳細については、ご使用の Rogue Wave Views パッケージのマニュアルを参照してください。
以下は、$ILVHOME/studio/<system>/<subsystem> ディレクトリーにある共通プラグインです。
*Rogue Wave Views Gadgets パッケージを使用している場合は、Rogue Wave Views Studio GUI Application プラグインを使用して、ガジェット・パネルで GUI アプリケーションを編集することができます。対応する動的パッケージは libsmguiapp.<ext> です。この場合、<ext>.so.sl などです (使用しているプラットフォームによって異なります)。Rogue Wave Views Studio GUI Generation プラグインを使うと、独自のアプリケーションの GUI に C++ コードを作成することができます。対応する動的パッケージは libsmguigen.<ext> です。この場合、<ext>.so.sl などです (使用しているプラットフォームによって異なります)。
*Rogue Wave Views Grapher パッケージを使用している場合は、Rogue Wave Views Studio Grapher プラグインで、グラファー、ノード、リンクを編集できます。対応する動的パッケージは libsmgrapher.<ext> です。この場合、<ext>.so.sl などです
(使用しているプラットフォームによって異なります)。
*Rogue Wave Views Prototypes パッケージを使用している場合は、Rogue Wave Views Studio Prototypes プラグインでビジネス・グラフィック・オブジェクトを編集できます。対応する動的パッケージは libsmproto.<ext> です。この場合、<ext>.so.sl などです (使用しているプラットフォームによって異なります)。
Rogue Wave Views Studio 実行可能ファイルの別途構築
何らかの理由で Rogue Wave Views Studio の実行可能ファイルを構築する必要がある場合は、$ILVHOME/studio/<system>/<subsystem> ディレクトリーに行き、引数のみとして構築する実行可能ファイルの名前を渡す make ユーティリティーを起動します。
付属の ivfstudio は、Rogue Wave Views Views Foundation で使用できます。ただし、Rogue Wave Views Studio のバージョンを構築するには、Gadgets および Manager パッケージが必要です。

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