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Rogue Wave ViewsでCairoの機能を使用する。
Cairoとは
Cairo2Dグラフィックスを多様な出力デバイスにレンダリングするオープンソースライブラリです。Rogue Wave Viewsの中でCairoXrender拡張を用いて描画しますが、これは可能なときにはハードウェアアクセラレーションを利用します。Cairoはまた、半透明描画、アンチエイリアシング、グラデーションといった興味深い機能を持っています。以下のページをご覧ください。
http://www.cairographics.org.
Rogue Wave ViewsCairoを使うためのセットアップ
Rogue Wave ViewsCairoを使うには、以下の条件を満たしている必要があります
*Cairoの共有ライブラリとCairoが依存しているライブラリ(Zlib, PNG, Pixman)はライブラリの検索パスからアクセス可能でなければなりません。
*XRenderの共有ライブラリはライブラリの検索パスからアクセス可能でなければなりません。
*Rogue Wave Views が提供している共有ライブラリilvcairoはライブラリの検索パスからアクセス可能でなければなりません。
*XRender拡張が使用可能なX Windowsディスプレイを使ってください。
必要なライブラリは、XRenderやCairo、またそれぞれの依存ファイルをインターネットからダウンロードすることでコンパイルできます。
Rogue Wave ViewsCairo 1.10をサポートしています。Rogue Wave ViewsのアプリケーションはサポートされたX Window プラットフォーム全てでCairoを使えます。
Rogue Wave ViewsでCairoを使う
Rogue Wave Viewsは、アプリケーションがCairoを用いて描画できるようにするために静的リンクの場合でもライブラリを動的ロードします。ランタイム時にアプリケーションは以下の手順で実行されます。
*Cairoの共有ライブラリを動的ロードします。
*共有ライブラリilvcairoを動的ロードします。
*XRenderQueryExtension を呼んでXRender拡張が可能かどうかX Window ディスプレイに問い合わせます。
もしどれか1つのステップでも失敗したら、アプリケーションはCairoを使った描画ができません。

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