現在解決されていないPerforce Visual Studio Extensionの問題の概要は以下のとおりです。
- 現在、Validate から生成されたQACプロジェクトには限界があります。
プロジェクト生成後にVisual Studio のビルド構成および/または、ソリューション内のプラットフォームの設定を変更すると、新しい設定内容のQACプロジェクトを生成することができません。
この問題は将来のリリースで解決されます。
- アクティブな構成ごとのPerforce QACプロジェクト
Perforce QAC プロジェクトはアクティブな構成に対してのみ作成されます。アクティブな構成が変更された場合、新しいPerforce QACプロジェクトを作成する必要があります。これは時間を要する作業となるため、慎重に検討してください。
- 純粋なVisual Studioプロジェクト
Visual Studio統合開発環境からは、純粋なVisual Studioプロジェクトに対してのみPerforce QAC プロジェクトを作成できます。テストプロジェクトは無視されます。
- Visual Studio 2017でのベースラインによる抑止の計算結果が間違っている可能性があります。
ベースラインのコピーにUTF-8でないエンコードを使用したファイルが含まれている場合、ベースラインによる抑止の計算結果が間違っている可能性があります。Visual Studio 2017では、テンプレートファイルのエンコードをUCS-2 LE BOMに変更したため、ベースラインのコピーが作成される前に全ファイルのエンコードをUTF-8に変換しない限りこの問題が起きる可能性があります。回避策は、ソースファイルをUTF-8に変換することです。以下の式を含む.editorconfigファイルを作成することでソースファイルをUTF-8に変換できます。
root = true [*] charset = utf-8
このファイルをVisual Studioのプロジェクトフォルダまたは、フォルダツリーのさらに上の階層に置く必要があります。すべての新規に作成されたファイルまたは、変更されたファイルはUTF-8エンコードになります。自動的に生成されたファイルはフォーマットする必要があります（Ctrl+K,Ctrl+D）。
- QACエクスプローラツールウィンドウに表示されるフォルダの順番
インクルードフォルダをソースフォルダよりも上位に移動することができるため、多くのヘッダファイルがあるとソースフォルダが画面から押し出される場合があります。
- 2019.1バージョンから拡張機能をアップグレードするときに、Perforce QAC拡張機能が2つインストールされる結果となり操作不能になる可能性があります。 これは、誤った拡張機能を削除するスクリプトを実行することで是正できます。