Perforce QAC との Validate の統合
Perforce QAC は、機能安全性と規格準拠に主な焦点を当てた Perforce の静的コード解析製品です。
QAC 解析結果を含む Perforce QAC プロジェクトを、同様のレベルの管理機能と指摘の参照機能を備えた Validate にインポートすることができます。ただし、プロジェクトの構成、ビルドの同期、および解析は、標準の Perforce QAC ツールを使用して管理する必要があります。結果の表示、電子メール通知の設定、Web API の管理、およびレポートの生成には、Perforce QAC ツールチェーンの既存ツールと連携して、Validate ツールを使用することができます。
要件およびバージョンの互換性
- QAC 解析が別のマシンで実行されている場合でも、インポートマシンに Perforce QAC をインストールする必要があります。
- QAC 解析を実行し、QAC から指摘をインポートできるようにするには、最新の QAC ライセンスが必要です。Validate および QAC ライセンスの詳細については、Perforce サポートにお問い合わせください。
ワークフローの統合
一般的な統合ワークフローは次のようになります。
- 標準の Perforce QAC コマンドラインまたは GUI ツールを使用して、Perforce QAC プロジェクトを設定および同期し、QAC 解析を実行します。
- (ポータルまたは 'kwadmin create-project' を使用して) Validate サーバーで新しいプロジェクトを作成します。この手順を完了するには、Validate で適切な権限が必要になります。
- Perforce QAC ツールで (GUI でまたはコマンドライン経由)、結果のアップロード先のターゲットプロジェクトを指定します。
- qagui ツールまたは qacli ツール (2022.4 以降) を使用して、結果のテーブルを Validate にロードします。
制限事項
Validate は、特定の制限の下で、Perforce QAC 製品との統合をサポートしています。
- Perforce QAC バージョン 2022.3 以降との統合がサポートされています。
- Validate と Perforce QAC の同じバージョンの間で、統合がサポートされています。たとえば、Validate 2023.2 は Perforce QAC 2023.2 と互換性があります。
- 現在、単一構成の Perforce QAC プロジェクトのみがサポートされています。
- 規則構成ファイル (.rcf) をアップロードし、ポータル経由でそれを構成できます (2023.1 以降)。
- ポータルからプロジェクト設定と診断規則を同期できます (2023.1 以降)。
- QAC メトリック (プロジェクトメトリックを除く) は、2023.2 以降でサポートされます。
- カスタムユーザーメッセージは、2023.2 以降でサポートされます。
- カスタムユーザーヘルプページは、外部スタイルシートまたはイメージリソースに対応していません。
- 完全なコード参照機能を有効にするには、解析を実行する必要があります。