Perforce QAC 2025.3における既知の問題
現在解決されていないPerforce QAC 2025.3のGUIとCLIの問題の概要は以下のとおりです。
QAXスキーマの変更により、初回のみプロジェクトを開くと以前のリリースでのすべての診断が削除されます。これらの診断の再作成には再解析が必要になります。
- Helix QAC2023.2で設定されたプロジェクトの結果をHelix QAC 2023.1を使用して Validate にアップロードすることができません。アップロードはエラーとなり失敗します。
- Reprise サーバ - Reprise サーバ v11.x またはそれ以降のバージョンを用いてアクセスしていない場合、「localhost」を使用した接続を確立できません。その場合は、「localhost」の代わりに、127.0.0.1 を指定してください。
- Windowsのファイアウォールは、Perforce QACのデータベースデーモンであるQAXDにネットワーク接続へのアクセスを許可するかどうかを確認します。QAXD に、少なくともプライベートネットワークへのアクセス許可を与えるようにしてください。
- Linuxでは、QTソフトウェアが、「/opt」フォルダ下にインストールされている場合、Perforce QACが解析を実行できません。
- Linuxでは、Perforce QACインストールディレクトリの名前に1つ以上のスペース(例:"Perforce QAC 2.5.0")があると、バージョン管理システムのベースラインが生成できません。
- Perforce QACの設定ファイル(qa-framework-app.xml)を手動で編集すると、変更が正しくない場合に、プログラムのスタートアップの問題を引き起こす可能性があります。Perforce QACのツールを使用して、qa-framework-app.xmlを編集することをお勧めします。
- Perforce QAC用に、カスタムコンポーネントを作成することはできません。
- プロジェクト定義をダウンロードすることによって作られた、統合プロジェクトでは抑止を適用することができません。
- 単一または、複数の設定をもつプロジェクトの解析結果を Dashboard または、 Validate にアップロードすることが可能です。しかし、プロジェクトを統合(Dashboard)または結合(Validate)する場合は、そのプロジェクトは設定をひとつしかもてません。
- Dashboardサーバは、Perforce QACから派生し、Unicode文字セットを使用して命名された統合プロジェクトでは正常に動作しません。
- Dashboardで、統合プロジェクトのスナップショット名の大文字小文字の区別が失われる場合があります。
- QACLIのView オプション、-N と-O は、ツールチェーンにあるRCMAがCMAのプロジェクト一覧にない場合にのみ正しくのみ動作します。
- ユーザメッセージファイルの場所が、デフォルトの場所から変更された場合、Dashboardか らコンポーネントメッセージがダウンロードされません。
- 複数のバージョンの同じコンポーネントでPerforce QACを運用している場合、特定のバージョンのコンポーネントに対して作成されたユーザメッセージは、他のバージョンの同じコンポーネントでも表示されます。
- 解析後に抑止メッセージのコメントが編集された場合、次の解析をする前にコードの解析結果を削除してください。そうしない場合は、警告メッセージ「予期しない数の抑止の詳細」 が表示されます。
- RCFのルールグループにユーザメッセージが追加されてから解析を行うと、GUIの解析結果一覧にルールもメッセージグループも表示されません。GUIをリスタートするとこの問題が解決されます。
- Perforce QACのデフォルトのメモリアロケータは、mimalloc (https://github.com/microsoft/mimalloc)になりました。このアロケータは非常にまれな非決定的障害を表示します。解析が「不明なエラー」(今のところWindows 7でのみ)を返す場合、環境変数 MIMALLOC_DISABLE_REDIRECTを1に設定して再試行してください。この設定はDLLインジェクションを無効にし、問題を解決するはずです。
- 古いCCT(Python 2 ベース)または、プロジェクトを使用した解析は失敗します。CCTおよび、プロジェクトのアップグレードの仕方については「Python 3 へのマイグレーション」を参照してください。
- Helix QACの重要な注意事項および既知の問題
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