qacli validate config

Validate内でのPerforce QACC の設定を管理します。


使用方法

validate config  {-c|-u|-d|-s|-a <ENABLE|DISABLE>|-D <ENABLE|DISABLE>|-S
<ENABLE|DISABLE>} -P <directory> [-U 
<[protocol://]host:port>] [-b <Validate 
project/stream>] [-r <REPLACE|UPDATE|MERGE>] [--] [-h] 

詳しい説明

Perforce QACプロジェクトの設定は結合されたValidateプロジェクトに保存されます。

このコマンドにより設定の保存(push)、既存のPerforce QAC プロジェクトへの取込み(pull)および、同期つまりRCFの自動または手動の取込みが可能になります。

Perforce QACプロジェクトはValidateプロジェクトから生成することもできます。

--createを除くすべてのコマンドは 事前にValidate プロジェクトとリンクされている必要があります。qacli validate link を参照してください。
設定データはValidateストリームに保存されません。親プロジェクト内に保存されます。

オプション

オプション名、短縮形デフォルト説明
‑‑auto‑sync, ‑aENABLEすべての解析の前に、自動的に結合された ValidateプロジェクトからRCFを同期します。
‑‑auto‑sync‑diags, ‑DENABLEValidate ‘結合’ プロジェクト/ストリームから診断を自動的に同期します。
‑‑auto‑sync‑suppressions, ‑SENABLEValidate ‘結合’ プロジェクト/ストリームから抑止を自動的に同期します。
‑‑create, ‑c すでに保存されているValidate プロジェクト/ストリームからローカルのPerforce QACプロジェクトを生成し、両プロジェクトを繋ぎます。
‑‑help,‑h 使用方法の情報を表示し、終了します。
‑‑ignore‑rest, ‑‑ このフラグ以降のラベルの付いた引数をすべて無視します。
‑‑pull, ‑d  結合されたValidateプロジェクト/ストリーム からPerforce QAC プロジェクト設定を取込み(pull)使用します。
‑‑push, ‑u  Perforce QAC プロジェクト設定を結合されたValidateプロジェクト/ストリームにプッシュします。
‑‑qaf‑project, ‑P 実行する有効なPerforce QACプロジェクトへのパスを指定します。
‑‑sync, ‑s 結合されたValidateプロジェクト/ストリームからRCFを同期します。
‑‑rcf‑update‑method, ‑rMERGERCFを同期するときにこのオプションでRCFのインポート方法を指定します。

以下の1つを選択:

  • MERGE (統合):ローカルとインポートされるRCF両方のルールを統合します(デフォルト)
  • REPLACE(置換):ValidateからのRCFと既存のRCFを入れ替えます
  • UPDATE (更新):既存のコンポーネントのマッピングを置換しRCFをアップデートします。
‑‑url, ‑U Validateサーバの URLです。httpプロトコルがデフォルトです。例えば、localhost:80、 127.0.0.1:8080、 https://prometheus:8888 など
‑‑validate‑project, ‑b  設定が Validateに保存されているPerforce QAC プロジェクト生成時に使用するValidate プロジェクト/ストリームの名前です。

Perforce QACプロジェクトを結合されたValidateプロジェクトに送る

プロジェクト(カレントディレクトリにある)からPerforce QACの設定をプロジェクトをValidateサーバ上の既存の結合されたプロジェクトにpushするには以下のコマンドを使用します。

qacli validate config -P . --push 

Perforce QACプロジェクトのすべての設定ファイルはValidateプロジェクト内に保存されます。


結合されたValidateプロジェクトからPerforce QACプロジェクトを作成する

Validateサーバ上の既存のプロジェクトからPerforce QAC プロジェクトを生成するには、以下のコマンドを使用します。

qacli validate config -P local_project --create --url http://validate_server:8080/ --validate-project validate_project 

Perforce QACプロジェクトの設定をValidate プロジェクトから取得して指定した場所に新しいPerforce QACプロジェクトを生成します。


結合されたValidateプロジェクトからPerforce QACプロジェクトの設定を取込む

Perforce QACの設定をValidateサーバ上の既存の結合されたプロジェクトから既存のPerforce QACのプロジェクト(カレントディレクトリにある)に取込むには以下のコマンドを使用します。

qacli validate config -P . --pull 

Validateプロジェクト内に保存されたPerforce QACプロジェクトのすべての設定ファイルを取込み、使用することができます。


結合されたValidateプロジェクトから設定(RCF)を取込み使用する

設定(RCF)をValidateサーバ上の既存の結合されたプロジェクトから既存のPerforce QACのプロジェクト(カレントディレクトリにある)に同期するには以下のコマンドを使用します。

qacli validate config -P . --sync 

また、Validateプロジェクト内に保存されたPerforce QACプロジェクトのRCFをローカルのRCFと統合することができます。統合メソッドとしては例えば、ローカルRCFValidateプロジェクトからのRCFと置換するオプションがあります。

qacli validate config -P . --sync --rcf-update-method REPLACE 

解析の前にRCFの自動同期を無効化する

解析の開始前にValidateからRCFの同期を無効にするにはDISABLEオプション(有効にするにはENABLE)を設定します。

qacli validate config -P . –-auto-sync DISABLE

解析時にローカルのRCFのみが使用されます。