Perforce QACプロジェクトの設定ファイルを管理します。
使用方法
project config-file {-E <acf|rcf|vcf|cct-c|cct-cpp|user-messages>|-L} -P <directory> [-K <config name>] [-N <cct name>] [--] [-h]詳しい説明
Perforce QACには多数の設定ファイルが含まれています。
通常これらの設定ファイルはGUI または、 CLI により変更されますが、手動で検証、変更することが可能です。 このコマンドでPerforce QACプロジェクトでどの設定ファイルが使用されているか、ユーザのシステムでデフォルトエディタを使用して編集、変更が可能かを表示することができます。
どの変更に対しても、変更後の検証はされません。誤った変更はプロジェクトを使用できなくする可能性があります。
設定ファイルはその設定(config)に固有のものです。ファイルを変更する場合は、そのプロジェクトがもつすべての設定(config)を複製することを確実にしてください。
CCTを編集するときは、その言語用のデフォルトCCTが自動的に選択されます。デフォルトではないCCTを選択するには、編集するCCTを指定する
--name オプションを使用してください。オプション
| オプション名、短縮形 | デフォルト | 説明 |
|---|---|---|
‑‑config, ‑K | 複数の設定を持つプロジェクトに対しどの設定を使用するかを指定します。指定がない場合は、デフォルト設定が使用されます。 | |
‑‑edit, ‑E <type> | Perforce QACプロジェクトから一つの設定ファイルを直接編集します。<type>は以下のいずれか: acf|rcf|vcf|cct-c|cct-cpp
プロジェクトの設定ファイルを無効なフォーマットで保存すると、Perforce QACプロジェクトも無効になります。 | |
‑‑help, ‑H | 使用方法の情報を表示し、終了します。 | |
‑‑ignore‑rest, ‑‑ | このフラグ以降のラベルの付いた引数をすべて無視します。 | |
‑‑list, ‑L | Perforce QACプロジェクトに関連した設定ファイルを一覧表示します。 | |
‑‑name, ‑N | プロジェクトで１言語につき複数のCCTがある場合、編集するCCTの名前を指定する必要があります。例：'QAC_Generic_C.cct' | |
‑‑qaf‑project, ‑P | . | 実行する有効なPerforce QACプロジェクトへのパスを指定します。 |
例
プロジェクトで使用されている設定ファイルを一覧表示する
以下のコマンドで指定されたプロジェクトの設定ファイルを一覧表示します。
プロジェクトに複数の設定がある場合、デフォルトの設定が表示されます。
複数の設定(multi-config)のあるプロジェクトで設定ファイルを変更する
以下の2つの設定をもつプロジェクトがあるとします：basic_compliance 、 full_compliance
以下のコマンドを使用すると full_compliance のみのルール設定ファイル（RCF）を更新することができます。
必要な場合は、もう一つの設定もアップデートしてください。
マルチCCTプロジェクトでデフォルトではないCCTを変更する
以下のC言語の2つのCCTをもつマルチCCTプロジェクトがあるとします：primary 、 secondary
デフォルトのCCTは primary です。これは以下のコマンドを使用して編集することができます。
デフォルトではないCCTを編集するにはそれを明示的に指定する必要があります。