コンポーネントオプションの設定
コンポーネントを選択すると、そのコンポーネントの基本的なオプションが表示されます。 [詳細を表示]をクリックしオプションの全リストを表示することができます。
オプションを選択すると、以下を含むそのオプションのさらに詳しい情報が表示されます。
Name | オプション名。 例: ‑namelength |
Shortcut | 短縮オプション名。 例: ‑na |
Type | オプションタイプ。 例: 'string' や 'file' など。 詳細はオプションの種類を参照してください。 |
Syntax | オプションの構文および、パラメータ。 例: ‑namelength value |
Cumulative |
累積が「真」である場合:このオプションの値が複数あるときにはそれがすべて供給され、コンポーネントによりすべての値が処理されます。 累積が「偽」である場合:複数の値が供給されるかもしれませんが、最後の値のみが使用されます。 |
Inheritable | オプションが1次解析のコンポーネント用に設定されている場合、それは2次解析コンポーネントに継承されます。例えば、QAC用に設定されている場合、M3CMにより継承されます。 |
Default value | 指定がない場合、コンポーネントにより使用された値が使用されます。 例: ‑namelength 63 |
Description | オプションに関する詳細で、通常例と共に説明がされています。 |
各オプションの完全な情報はそれぞれのコンポネントマニュアル、(例えば、Perforce QAC for C など)に記載されています。
オプションの種類
各コンポーネントオプションの種類は以下のいずれかです。
char | 'A' など、単一アルファベット文字 |
directory | ディレクトリへのパス 1 |
file | ファイルへのパス 1 |
flag | '+' または '-' でオプションが設定されているかいないかを示す |
numeric | 0 から 999999999 の範囲の正の整数 |
numeric_list | 1,2,300-400 など、カンマで区切られた正の整数で表示されたいくつかの数値および、その範囲 |
path | ファイルまたは、ディレクトリへのパス 1 |
password | ユーザが入力する難読化された文字列 |
string | 文字列 |
1 OSの通常のフォーマットに従ったパス、ディレクトリまたは、ファイル。 絶対 (例: C:\Temp\foo.c
または /home/trinity/foo.c
など)、相対(例: ..\foo.c
または ../foo.c
など)。 ルート変数を含むこともできる (例: ${SOURCE_ROOT}\foo.c
または ${SOURCE_ROOT}/foo.c
など) 。
${PROJECT_ROOT}
つまり、 prqaproject.xml
の場所にに相対します。 ただし、‑i
オプションを除きます。‑i
オプションは${SOURCE_ROOT}
に相対します。オプションパラメータ
コンポネントオプションを選択した後、オプションパラメータのリスト部分をダブルクリックしてオプションの新しい値を追加することができます。 オプションの種類に基づき入力が誘導されます。以下のオプションが使用可能です。
- ファイルを選択: ファイルを選択するためのファイルセクションのダイアログを開きます。 選択したファイルの場所は最も適切なルート変数に関連付けられます。
- ディレクトリを選択: ディレクトリを選択するためのディレクトリセクションのダイアログを開きます。 選択したディレクトリの場所は最も適切なルート変数に関連付けられます。
- フリーテキスト: フリーテキストを選択するとパスを手動で入力するためのテキストボックスが開きます。
${SOURCE_ROOT}/foo.c
など、ルートを示す変数を使用してパスを入力することが推奨されます。
オプションの詳細
コンポーネントオプションを設定するときに使用します。ボタンをクリックしてダイアログを開くと各オプションの詳細および設定の各ステージでの設定(CCT、2次アナライザ、オプションパラメータ)を表示します。
検索ボックスにオプションのフルネームまたは、部分名を入力するとマッチしたもののみが表示されます。
継承パラメータ
継承パラメータパネルは2次アナライザにより設定され、1次アナライザにより継承されるオプションを表示します。 例えば、M3CM はQAC の‑namelength 31
を設定します。
[継承パラメータを無視する]のチェックボックスはオプションの以前の設定をリセットするのに使用します(‑f
オプションを追加するのと同等の効果)。
これは、サポートに指示された場合にのみ操作してください。