C言語、C++言語ユーザ

Perforce QACには、設定データを抽出するための様々な機能が用意されています。 使用する方法はビルド環境によって異なります。 その方法には以下に示すものがあります。

  • ビルドプロセスモニタリング:ビルドプロセスをモニタリングして必要な情報を検出し、検出した情報を指定されたプロジェクトに設定します。
  • コンパイララッピング:ビルドプロセス中のコンパイラコマンドをラップし、Perforce QACがコンパイラコマンドから必要な情報を抽出できるようにします。
  • 手動抽出:ファイルやコンパイル時の依存関係を指定したPerforce QACプロジェクトに手動で追加します。
  • スクリプト抽出: 手動抽出をベースにしていますが、必要に応じて自動的に再実行することがで きます。

これらの方法について、以下のセクションで説明します。

ビルド環境からデータを抽出するための最も確実な方法は、ビルプロセスモニタリングです(ビルドモニタリングによる同期を参照してください)。 ビルドプロセスモニタリングは、様々なコンパイラおよび自動ビルドシステムにおいて使用できるよう設計されています。 ただし、特定のコンパイラやビルドシステムで機能が動作しないケースがあり、その場合は他の方法を使用することができます。

Perforce QACと併せて多様なビルドシステムを使用できるように、データを抽出する方法もさまざまなものが用意されています。 特定の方法を使用することでPerforce QACプロジェクトの使用方法が制限されることはなく、有効なプロジェクトはPerforce QACのどのユーザインターフェースでも使用することができます。